伊丹まち未来株式会社 第149回番組審議会議事概要

第149回伊丹まち未来株式会社番組審議会会議録

 

1.開催日時    令和3年7月9日(火)午前9時30分~11時30分

2.開催場所    伊丹商工プラザ4階 会議室

          兵庫県伊丹市宮ノ前2ー2

3.委員の出席

 ⑴ 委員総数    7人

 ⑵ 出席委員数   7人

 ⑶ 出席委員氏名  板野 彰彦、佐藤 由紀子、樋口 麻人、
           橋本 郁子、南方 忠司、池田 歌子、米岡 淑恵

4.放送事業者側出席者

 放送局       局長 桝村 一弘
 放送局          浅野 哲司
 放送局          濱脇 歩未

5.開会挨拶    放送局 浅野 哲司

 ⑴ 編成報告

   令和3年3月9日(水)~令和3年7月5日(月)放送分

 ⑵ 番組審議

   令和3年5月27日(木)放送

   竹内さん・西岡さんインタビュー放送
   キャサリンとナンシーのマネー金融教育「子供向けマネー教育」について

6.会議内容

 

 ⑴ 編成報告

  事 務 局:別添の編成報告をもとに説明 

 

委員:

・放送を聴いていると、コロナウィルスに関する情報が所々に出ているなという印象をうける。コロナ禍の生活に必要な情報を伝えるように取り組んでいると感じた。

・けん玉倶楽部の話題は、以前にけん玉カフェの方がゲストに出演された時に来られた方が石田靖さんのテレビ番組でも取り上げられていて、けん玉が話題になっているんだと思った。活動PRをして、もっともっと有名になって行けばいいなと思った。

・市内の飲食店のインタビューについては、コロナ禍の中にご紹介いただけるのはとても有難い。機会があれば続けて行ってほしい。今は商売人さんは飲食に限らず大変なので、中心市街地だけではなく市内のお店を取り上げていただけたらいいなと思った。こんな時だからこそエフエムいたみが活動することに意味があるのかなと思った。もう少し伊丹のひとたちとの関わりがあってもいい。

 

委員:

・「出水期に備えた準備等」が5月18日に放送されているが、6月から10月の期間を出水期というので災害に備えて下さいという意味合いから、タイミングが良かったと思う。

・5月25日の「フレイル予防」についても、コロナ禍で自宅に居ると体も動かさないし、人との会話も少ない、これが続くと介護になる速度が非常に早くなる、その一歩手前の状態をフレイルと言うのだが、そうならないように繰り返し市民の方々にPRして広報していただければいいなと思った。

・6月15日のみどり自然課の「伊丹の自然」もとても興味深く、伊丹にもこれだけ自然が帰って来た事を知るきっかけになった。

・「みんな元気!すこやかタイム」は、市立伊丹病院の専門の先生方が、毎回わかりやすく丁寧にお話されていて、とても身近に感じる番組だなと思った。

・開局25周年記念特別番組の「麻樹ゆめみのゆめみ‘sNight」ですが、麻樹ゆめみさんは非常に伊丹愛のある方で、有岡城のことを話されていて、すごく勉強されたのではないでしょうか、私も非常に勉強になった。

 

委員:

・フレイル予防についてのお話しはとても興味深く聴いた。運動や栄養は必要だと思っていたんですが、口腔ケアについては見落としがちで非常に参考になる話だった。伊丹市民はたぶん他市の人よりも外出が多いと思っていて、伊丹市民はアクティブな人が多いかなと思うのでこのような啓発の放送は機会があればどんどんしてほしいと思った。

・笹中の取り組みについて今、子ども達を揺さぶりながら考えさせて、答を言わないで議論をさせるという事が大事なので、学校の現状を市民の皆さんにお知らせするのはいいことだと思った。

・けん玉は頻繁に話題にあがる、伊丹の特色として続けていただいたらいいと思う。

・みんな元気すこやかタイムに出演されている市民病院の先生方がかわるがわる登場されてお話しして頂くのは、身近に感じてとてもいいと思う。知っている病気もあれば知らない病気もあり、毎回この番組は為になるなと思っているし病院もどんどん変わっていくので継続して発信していってほしい。

・カエボン部の三鼓さんのお話しも毎回興味深く聴いている。

・市高インフォメーションについては、“市高”のお話しなんですが、市高を通して、高校生は今こう考えているんだ前向きでいいなとか、市高を通して現在の高校生の現状が見える。

・開局25周年特別番組ですが、番組の内容については石田さんと橋本さんが自由にトークをされる良さがあるので持ち味を活かして伝えないといけない。お二人の話に注文をつけると持ち味が損なわれるのではないかと思った。

 

委員:

・4月、5月は通常であれば新年度ですが、世間一般はコロナのことで頭が一杯で新年度が始まったことを後から気づかされることが多かったが、ラジオの放送を聴いて年度始めだなと感じられることも多かったんじゃないかと思った。アーティストの方やお店などは活動

自粛されてイベントは制限されているが、為になる番組を沢山取材していただいて全体的にすごくバランスがよかったんじゃないかと思った。

 

委員:

・フレイルの予防という話題はとても興味深い。言葉は最近何となく聞くようになった。喋ったり、物を飲み込む力などの口腔機能の重大さに改めて意識させられる事柄だと思った。自分の母親の世代にもいかに運動してもらおうかとかコミュニケーションの必要性であるとか意識しているのでリスナーの皆さんにも身近に感じていただけるといいなと思った。

・マネー教育についてのお話しですが、子供向けのマネー教育は大事なんじゃないかなと思ってまして、学校ではなかなか教えてもらえないと思うので、例えば税金の事とか、貯蓄の考え方や、わからない事も多いが、興味を持っていると見方も変わると思う。子どもの時からきちんと教えてもらえたら将来大人になった時に違ってくると思うのでとても興味深い。

 

委員:

・伊丹市の危機管理室のお話しですが、私自身勉強しまして防災士の資格を取得しいてるんですが、南海トラフ地震などが発生して津波などが起って尼崎などからの避難民が押し寄せた場合、伊丹市の自治体だけの準備では絶対に足りないと思う。その時にどういう対応するのか考えることしないといけない。防災を考える機会を作ってほしい。

・けん玉倶楽部ですが、小学生が一生懸命やっていますね、こうゆう話題取り上げて頂けたら、頑張れば番組に出演出来るんじゃないかとか、励みになるかと思う。ワクワクする話題を取り上げていただけたらと思った。

・お店紹介については、やはり営業の自粛などお願いベースではあるにしても皆が我慢して苦労している中で、宣伝の方法も考えないといけない。お店の選定基準を整理する必要があるのかなと思った。

 

委員:

・出水期に備えた準備や、耐震の事についての話などは、もともとエフエムいたみが阪神大震災後に出来た言う事は忘れてはいけないことで、市民に発信していとくいう事を一番に考えていただけたらなと思った。

・未来を託す人づくりについては、私達もPTAをやっているメンバーは嬉しい話だなと思うので、子ども達の事、学校の事を引き続き発信していただきたいなと思った。

・キャサリンとナンシーの金融講座ついては、私もライフプランニング授業で先日中学校に行ってきたんですが、今は家庭科の授業に金融のことは含まれてきており、で大事な事だなと思った。

・お店紹介ですけど街づくりの視点でどんどん発信していってほしいと思った。

・月刊市高インフォメーションの番組ですが、他の高校も沢山頑張ってくれている所があるので市内の学校をどんどん取り上げて欲しい。

 

 

⑵ 番組審議  令和3年5月27日(木)放送

  番組名 竹内さん・西岡さんインタビュー放送
  キャサリンとナンシーのマネー金融教育「子供向けマネー教育」について

 

委員:

・子どもが小さい時にこのような講座があったら参加したかった。

家では子供にお金の話はタブーだと思って話してこなかった。その結果子どもにとってお金は出してもらって当たり前になっていたんではないかと思う。私も若い時にこのような講座を受講出来ていれば、子どもに対してお金の有り難さや、大切に使うことをきっちり教えられたのではないかなと思う。このような教育は小さい時に良いところも悪いところも正しく理解して、正しく使うことを子供のころから学んでいけたらなと思った。

 

委員:

・子供向けだけというわけではないと思うが、キャサリンとナンシーというキャラクターで活躍されているので子供には受け入れるきっかけとして入りやすかったのではないかと思った。実際に証券会社でしっかり働いて活躍されていた方なので、伝えるスキルがある、子どもが興味を持つことをきっかけに、親子で一緒に勉強できる。金融庁の講座もされているので安心して話を聴けるし、子供のころから親子でお金の事を勉強して話せるというのは必要な事だと思った。

 

委員:

・以前、キャサリンとナンシーの先生である岡本和久先生の講演を聞いたことがあるんですが、その時は子供にお金の話どうなんだろうと思ったんですが、子ども達は興味を持って話をきいていたんですが、キャサリンとナンシーは話し方も柔らかく面白く話してくれるので子供にも勉強になるけれど大人が聞いてもわかりやすい、投資や株のことは疎遠だった話も理解しやすく四つの使い方(使う、貯める、増やす、投資する)を理解すると考えやすいなと思った、今活躍されている方の出演ですごく良かった。

 

委員:

・大人になってもお金の事をきちんと考える機会がないなか子供の時に聞いておけば良いきっかけになるしとてもいいなと思った。実際にお二人がどの様に子供たちに講義をするのか聞いてみたくなった。子供の時はお金は親からもらうことが多いとおもうんですが、お金を増やすという事、こんな風にふやすのかな、お金は何のためにつかうのかな、大切なお金はどうしたら得られるのかとか、色々な事を考えるきっかけになって、凄く大事なことだなと思った。

 

委員:

・子供向けのマネー教育ですが、新しい切り口で面白く、感心させられる内容だった。親子がお金のことを一緒に考えるきっかけになって、マネーのプロの方から教えてもらえるのは正しい教え方だと思う。特に最近では現金の時代からキャッシュレスの時代に急激に変わってきているので、今の時代に子供達から教育をしていくことは良い内容だと思った。

 

委員:

・皆さんと同じように、この話を子供の頃に聞けたらよかったと思った半面、現在と過去ではお金の価値観も違ったなと思った。以前は魚屋や八百屋などの商店が沢山あって、お金をやり取りすることも見ることも多かった、でも今の子供達はお金に触れる機会も減っている。コンビニやスーパーなど、どこに行っても同じ形式のものが沢山あって、お金の価値感覚が危ういと思うので、このような取り組みはすごく良いことだと思う。お金の使い方、お金の怖さも理解する必要があると思う。

 

 

委員:

・さすがにお話しが上手い。番組制作にこの二人を選んだのは良かったと思う。

日本人はお金に汚かったり、子どもにあんまり教えたくないという感覚があったりするなかで、このように啓発していくのは良いことだと思う。投資教育も欧米と比べると日本は増えてない。

番組の構成や質問事項はうまく作っている、金融の教育は学校などの教育現場に急に入れるのもむずかしいし教えにくい部分もある。開かれた教育を目指す学校も増えているので、今回は金融の話だったが商店の方や他の業態の方や話題もバックアップできるエフエムいたみだったらなと思う。