伊丹まち未来株式会社 第159回番組審議会議事概要

第159回伊丹まち未来株式会社番組審議会会議録

1.開催日時     令和5年3月7日(火)9:30~11:30
2.開催場所     開催場所 伊丹市立男女共同参画センター ここいろ
3.委員の出席
 ⑴ 委員総数    7人
 ⑵ 出席委員数   7人
 ⑶ 出席委員氏名 
板野 彰彦、佐藤 由紀子、樋口 麻人、南方 忠司、
橋本 育子、池田 歌子、米岡 淑恵
4.放送事業者側出席者
放送局   社長 桝村 一弘
放送局      前原 敦子
放送局      浅野 哲司
5.開会挨拶
社長 桝村 一弘
 ⑴ 編成報告
令和5年1月17日(火)~令和5年3月6日(月)放送分
 ⑵ 番組審議
令和5年2月9日(木)放送
「未来を託す人づくり」
伊丹市立児童会館 館長 亀川さん インタビュー放送
「伊丹市立児童会館こらくる」について


6.会議内容
 ⑴ 編成報告


委員)
・放送内容を見る限りコロナに気を遣わずに行われていた従来の放送に戻ったなというのが全体をみた印象です。
・個人的な感想だが、少し面白みがなくなって話題が乏しい感じがする。出演されている方が少しお堅い方が多かったという印象でした。いろんな方に聞いてもらえるように様々な方にもどんどん出演していただけたらなと思います。面白みのある話題があったら良いなというのが感想です。


委員)
・コロナがだいぶ収まってきて現地に出掛けて取材されているのがいくつかあります。やはり現地でないとなかなか伝わらない雰囲気があると思うので良いことだと思う。
・上下水道局のお話がありました、話題の一つはスマートフォン決済で支払いができますよという紹介でした。もうひとつは給水スポットのお話でマイボトル持っていけば高度浄水した水が自動的に出てくる設備で、これをどんどん広げていこうという話でした。環境に優しい街づくりやデジタル化の取り組みのお話で上下水道局がやっているという紹介で、非常に良い番組だったなと思いました。
・伊丹シティフィルハーモニーの話ですが常任指揮者の加藤さんが出演されていました。伊丹でオペラを始めるきっかけの話をされていて、ラジオとかテレビでクラシックを聞くのもいいけれども、やはり生の力が非常に大きいとおっしゃっていました。ぜひいたみホールへ聴きに来ていただきたいとお話をされていました。伊丹シティフィルも定期演奏会が年に4回ありますが、それ以外にもアンサンブルで学校に出向いて、ボランティア活動も含めるとかなりの数の活動がされているということで、3月26日のコンサートについてもPRされていました。


委員)
・今年の伊丹市総合防災訓練は内容がすごくいいなと思ったのと、非常食を少し食べさせていただきましたが、以前と比べてとてもおいしくなっていました。どんな立場の人も訓練を本当に体験したらいいなと思った。ぜひ今後も放送、番組などを通じて、一回は体験する、参加してみるということも放送を通じて説明をしていただきたいと思いました。
・学校教育とICTですが、伊丹はとても進んでいると思っています。今、他のお子さんはどうか分からないのですが、タブレットを勉強の時だけに取り出すのではなく、工夫してゲームとは違う自分の考えで新しい遊び方をするなど、良い活用ができているお子さんもいるのだなということも知りました。


委員)
・伊丹市を中心とした色々な活動が満遍なく紹介されているので、バランスがいいと思いました。もし伊丹の施設であとお願いできるなら市立伊丹ミュージアムやアイホールなどもいろんな活動が、アイホールは多少地味ですが、市内の高校生の劇団とかが使うようになって、大分活性化しているようなので、そういうのも取り上げていただけるといいのではないかなと思いました。
・3月18日の「ウクライナ支援の輪を広げよう」というコンサートですが、二つの趣旨があります。一つはウクライナからポーランド等へ避難している子ども達や女性への支援です。ソロプチミストというのは、世界のいろんな国に団体がありまして、ポーランドのクラブが支援を一生懸命やってくれているので、そちらへお金を送るという事になっております。もう一つの趣旨は、伊丹市内の子どもたちも、そういう何か自分たちでできる奉仕活動を、一緒にできないのかなっていう思いがありました。その中でエフエムいたみに出演し、何とか子どもたちに情報が届くことで、「私たちも手伝いたい」という方がいると思いながら、またこういう活動をしていきたいなと思っています。


委員)
・伊丹シティフィルの話題ですが、伊丹市のバックアップでできている楽団なので、伊丹市はすごいなと思って、いつも感謝しています。いろんな学校や幼稚園などにも演奏に行っていると思うので、ずっと続けていっていただいたらと思い、いつも応援をしています。
・保護猫カフェの放送ですが、私はまだ行ったことがないのですが、娘が行った時はお部屋にたくさんの猫がいて、街なかの猫カフェだったらおやつやチュールを持っている人にしか寄って来ないけれど、ここはすごく来てくれると言っていました。家でも保護猫を飼っていて、小さい時から保護して世話をするのは本当に手間もかかるので、スタッフさんもだいぶんご苦労されているだろうと思っています。伊丹にもこういう施設がある事を、ラジオ放送を通じて皆さんに知っていただく事は大事なことだと思っています。


委員)
・伊丹市の総合防災訓練が、すごくよかったと先ほど別の委員がおっしゃっていて、防災士の会もそこに出店とか色々していました。展示もそうですが、ずっと何年かかけて防災士の会が自治会の自主防災に入って、「HUG訓練」を各小学校でずっとしていたので、ぜひ一度取材に来ていただいて、どういう内容で行っているのか、皆さんも参加していただいて、実際にどのようなことが起こり得るか、想像をしていただけたらいいかなと話を聞いて思いました。
・確定申告はこれまでとすごく変わったなと思います。1日かけて待っていった感じだったのが、ずいぶん簡単に出せるようになった。皆さんが考えられて、一気に進んだ感じだと思いました。使いこなせない感じがするのですが頑張って勉強していきたいなと思いました。
・学校教育でのICTですが、子どもはすごく順応性が高くどんどんついていくのでしょうが、先生方がやっぱり大変だなって、やっぱりこの使い方や指導の仕方、板書していたものの準備とかも、 伊丹はすごく進んでいると思いました。そういう先生は素晴らしいなと思っています。
・伊丹フィルハーモニー管弦楽団ですが、年4回の公演もそうですが、こども発達支援センター、保育所から小学校といろんなところに小編成で出かけ、生の音楽をお母さんと一緒に聴いてもらおうという取り組み、地道に、市民に貢献ということもやっているので、コロナで長い間止まっていたのですが、最近またちょっと復活してきたので良かったなと思っております。


委員)
・伊丹市総合防災訓練の話は、今いろいろなエフエム局がなくなる中でエフエムいたみの原点なので、防災については一番広くアピールして、常にエフエムいたみが、ここにあるんだということもしっかり伝えながら、番組を作っていただければうれしいです。番組の内容が良かった話もさらに広く伝えていって、伊丹のためにあるのだよということをしっかり見ていっていただきたいなと思いました。
・白雪蔵まつりは賑やかで良かったと思う。また、エフエムいたみがまちづくり会社と一緒になっているので、もっともっと伊丹の街なかのPRなどもしていただけたらと思いました。
・虫のうんこ展ですが、すごく人気があるんだなと思いましたし、子どもたちに届けばいいなと思いました。
・日本赤十字社の大島さんがとてもエフエムいたみによくしてくださっていて、親しくしてくださる企業や団体さんが沢山増えて放送に出演されてというとのはとても良いことだと思います。
・病院の方が局にきてくださってお話ししていただけるって、本当にいい番組だと思っていますので、より深い内容で病院のことをリスナーさんにも年配の方がいると思いますので、どしどしそういうふうなことが、深くお話してもらえると嬉しいなと思いました。
・石田さんと橋本さん、去年は継続するということでよかったのですが、今年は不定期でというお話もありましが、やはり「伊丹の顔」みたいな石田さんと橋本さんなので、不定期でもいいですし、公開放送はとっても面白いので、ああいう企画をどしどし行えば(人数は)少なくても抽選で来てくれた人がいろいろ宣伝をしてくださると思うので、石田さんだとか、もっと「伊丹大使」の方にも来ていただいて公開放送などをしていただけたらいいなと思っています。




 ⑵ 令和5年2月9日(木)放送
「未来を託す人づくり」
伊丹市立児童会館 館長 亀川さん インタビュー放送
「伊丹市立児童会館こらくる」について


委員)
・元「女性児童センター」だったと思うのですが、今の話を聞いて、少し想像力をかき立てられるような内容があったので私も行ってみたいと興味と持ちました。放送を通じてこういう所があると広く知ってもらうのはすごく良いことだなと思いました。
・あと、今回放送を通じて講座をしているのを知ってもらうきっかけにはなったのかなと思うものの、私は知らなかったので、ホームページに載せているとは言っていましたが、ホームページは自分から見に行かないとだめなので、そうでなくても目に留まるような感じでできたらいいのにと放送を聞いて思いました。


委員)
・「婦人児童センター」の時代にはまだ子どもが小さかったので、遊びに行った思い出があります。新しく「こらくる」になってからは、どんな感じかなという思いはあったのですが、なかなか行く機会がありませんでした。説明を聞いて色々楽しめそうだと思いました。
・インタビューもゆったり穏やかに話しておられたので、聞きやすくて良かったと思います。講座の開催予定は広報などに載っているとは思いますが、番組を通じて告知してもらえれば、より多くの方に知ってもらえると思います。


委員)
・皆さんと同じで、内容はすごくよく分かりやすくて、私もできてから(「こらくる」へ)一回も行ったことがなかったのですが、すごく良い取り組みをされていると思った。内容は良かったと思います。ただ、この館長の亀川さんの話し方がものすごくゆったりして抑揚もあって、すごくスッと入ってくるのですが、パーソナリティーさんは全体的に声が大きく、聞き取りやすいのだけど、大きい声が長く続くと、耳ざわりかなっていうような感じが少ししました。


委員)
・私も最初に別の委員が言われたのと同じ感想を持ちました。紹介していただいて、何か目に浮かぶようで、そんなに良いのなら行ってみたいなと思いました。それからもう一つ、私が驚いたのは18歳までという(ずいぶん対象の年齢が)広い範囲なのだなと。これはちょっと知りませんでした。それで、その中高生向けにしている講座は、家ではこういう話は気になっていても、きちんとお話できないこともあるので、なるほど、昔は女性じゃなくて「婦人児童センター」って言っていた時代の子育ては、女性のいろいろな保護とか女性がイキイキするとか、そういうことと強く関連しているのだなと思います。
・子どもにのびのびしてもらうことが大事だよ、と何か考えるような番組とか、市内の人や色々なことを取り上げて取材に行く、また話をしていただける人や子どもに本当にのびのびできる空間を作ってあげましょうというような。そういうのに結びつくような番組ができないのかなと思います。遊び場だけではなくて、子どもが本当に大事に思われて、子ども優先になるようなことを考えてほしいです。


委員)
・伊丹の施設が、なかなか市民でもこういう活動でどのような利用ができるのかが分からない施設がたくさんありますので、こういった形で取り上げていただくのは非常にいいことだなと思います。それと現地に行かれてのインタビューですので、現場の空気感というか、そういったのは伝わって良かったのかなと思いました。


委員)
・亀川さんの話し方っていうのも凄く聞きやすかったですし、男の子の場合は男の子どうしで勝手に情報とったりしますが女の子は、なかなかデリケートで難しいこともあると思うので(講座は)いいなと思います。今の子ども達は僕たちの時と比べて多感な子たちが多いのだろうなと思ったので、こういったことはすごくいいことだなと思いました。気になったのは別の委員がおっしゃっていましたが、インタビュアーの方の語尾、アクセントの取り方が少し耳ざわりで、音のボリュームもさっきおっしゃっていましたが、亀川さんの声のボリュームが落ちて、インタビュアーのボリュームがあがるというので、その違いも少し耳に残ると言うか。せっかくいいお話をされているのにその声に引っ張られてしまうというのがあったので、ちょっと主役はあくまで亀川さんだと思うので、その辺を気にしていただいた方が今後の為になるかなと思いました。


委員)
・伊丹の施設の紹介の番組ですが、伊丹の各施設は宣伝が下手で、とてもいいことを沢山しているのに伝わっていないことがあるので、このような番組を作っていただけるのはありがたい。ぜひやっていただきたいなと思いました。お話の中で、亀川さんが本当にすごくやわらかい雰囲気の方なので、同じトーンで喋っていたら多分うまくいくと思いました。特に話の前半は会話のキャッチボールがあまりうまくできてなかったかなという気がしました。後半は大分盛り上がっていたのですが、前半が1問1答のように切れてしまっていて、もう少し深堀していただいてもいいが、また行きたいなと思わせる内容だったので、良かったと思います。