
第161回伊丹まち未来株式会社番組審議会会議録
1.開催日時 令和5年7月4日(火)9:30~11:30
2.開催場所 開催場所 伊丹市立男女共同参画センター ここいろ
3.委員の出席
⑴ 委員総数 7人
⑵ 出席委員数 6人
⑶ 出席委員氏名
板野 彰彦、佐藤 由紀子、樋口 麻人、南方 忠司、池田 歌子、米岡 淑恵
4.放送事業者側出席者
放送局 社長 桝村 一弘
放送局 前原 敦子
放送局 柏原 哲也
放送局 浅野 哲司
5.開会挨拶
社長 桝村 一弘
⑴ 編成報告
令和5年5月16日(火)~令和5年7月3日(月)放送分
⑵ 番組審議
令和5年6月27日(火)放送
「市役所なんでも質問箱」
伊丹市グリーン戦略室 和田さん
「ゼロカーボンシティの実現」について
6.会議内容
⑴ 編成報告
委員)
・6月20日の危機管理室の出水期に向けた防災対策について避難の話をされていましたが、私たちも先日“アースDAY伊丹”というイベントがありました。そこにも防災士の会などが出店していて、今は避難が難しいと言われている中で、自宅避難する場合どういったものを備えたらいいのかとか、体調の良くない人などはどうしても学校等に避難しないといけなくなった時などに用意されている、段ボールベッドというものがあるのですが、小学校区に10個ずつしかないので全然用意が足りない。段ボールなので、使い終わったらそれは絶対ゴミにしかならないので、後のゴミ対策もすごく大変なのです。床で寝るというのは、床は冷たいのでそれが原因で身体を壊される方とか多かったりもするので、キャンプ用ベッドをできたらご用意くださいねという話などはさせていただいます。コンパクトだし段ボールベッドよりもずいぶん安価で軽くて一人で組み立てられる、そういう話もいろいろさせていただいて好評だった。危機管理室のかたともよくお話しするので、危機管理室の方もいろいろ伝えてほしいなと思いました。
・わんぱく相撲も子供はすごく楽しいだろうなと思っています。コロナで中止されていましたが、再開して良かったなと思います。
・中学校の給食センターの話題ですが、お弁当に入れられるおかずは限られていて、季節によっては傷むので、すごく皆さん頭を悩まされている方が多かったと思う。給食になって、栄養の管理とか考えてくださって、一生懸命作ってくださっているのがすごく良いなと思いました。ただ、出されているのは当たり前のように食べていると思うので、作られている方がどういうことを考えて、メニューとかも考えているのかっていうのを知ってもらうのがすごくいいと思いました。
・イオンモールで行われていたウォーキングの話題について、お年寄りなどは暑かったり寒かったり雨だったりするともう全然外に出ないので、お近くの人はいい機会だなって思いますし外に出るっていうきっかけになるのがいいなと思いました。
・新型ウイルスの感染状況も最近またちょっと増えていますよね。でも、すごく毒素が弱くなったのか、感染しても皆さんだいぶ軽く済まれている感じだなと思いながらまだやっぱり凄い、ちゃんとされているのだなと思いました。
・がん検診のお話は、かかっていなくても市民の人が相談できるっていうのも知らなかったので、すごいいい取り組みだなと思いました。
委員)
・5月30日の歯と口の健康週間の話題ですが以前も口腔内のお話が番組で取り上げていることがあったと思います。お年寄りに限らず、すごく大事なことだなと常々考えています。特にお年寄りになるとだんだん力が弱ってしまうので、口の中を綺麗にしていないと肺炎などにつながると聞きます。毎日のケアが大切だと思っています。何回も繰り返し言っていただく番組があるのは良いことだなと思います。6月14日のキャサリン&ナンシーさんの金融教育ですが、いろんなところで講座をされていると思うのですが、学校でお金について学べるというのやはりすごく大事なのではないかなと思います。昔の時代では存在しなかった仮想通貨もできていますし、どういう講座なのか聞いてみたいなと思います。どんどん金融の政策が変わってきているので、基本的な事に加えて新しい情報も学生の時から知ることができるというのはすごく有益だと思います。
・先程もお話にありました、がん相談ですけれど、市民病院にかかっていなくても相談に対応してもらえるというのは私も初めて聞きました。今ならネットなどで色々調べたりできると思うのですが、直接専門家の人にお話を聞いてもらってアドバイスをもらえるのは心強いと思いました。いつ自分たちもどうなるか分からないので知っているということが心強いと感じました。
委員)
・6月23日、木曜日のちょこっとサイエンスですが、スタジオに実際に何かを持ち込んで、実演しながら放送されたのですね。前回、昆虫館の方が昆虫を持ってこられたのと同様いい発想だと思います。何年か前にこの局でお料理を作ってそれを話題に展開された番組がありました。それがユニークだということで受賞されましたね。リスナーに自分の頭の中でイメージしてもらえる良さがあるこのような番組は、これからもエフエムいたみの持ち味としていろいろ工夫して企画いただけると嬉しいなと思います。
・イオンモールのウォーキングの話題ですが、昆陽店がオープンした時から始まっていて、それがずっと続いていることが凄いです。伊丹には健康に繋がる、市民が活動的になるようないろいろな施策があります。それをエフエムいたみで取り上げて紹介すると、より一層効果が出ると思います。
・伊丹病院の定期的番組で、「みんな元気すこやかタイム」もこれはいいなと思うので、エフエムいたみの持ち味にしていただけたらと思います。
・芽りんのバイりんガルmorningですけれど、英語力とさわやかさも持っていてやっぱり芽りんさんは凄いなぁと思います。伊丹の街づくりのイベントに彼女が出演して、もっと広く市民に知っていただけるといいですね。イベントに少しでも顔出しするチャンスがあればその時に、エフエム伊丹で「芽りんのバイりんガルmorning」という番組をやっていますよというアナウンスをし、より多くの人たちに知ってもらい聴いていただけるきっかけになればいいと思います。
委員)
・建築指導課の地震に備えようという話題ですが、これは毎年この時期に放送がありまして、地震はいつ来るか分からないので、それに備え耐震化住宅であれば地震が発生した時には安心ですというお話でした。
・担当の方は非常にお話が上手でよくわかる内容で、パーソナリティの方も内容を丁寧に繰り返してお話しになっているのでとてもわかりやすい。非常にいい番組だったかなと思います。このようなことは基本的な部分なので、これからも続けていってほしいと思いました。
・伊丹市危機管理室の出水期に向けた防災対策の話しは、今の時期はいわゆる梅雨ですけれども、出水期を意識するという点でも非常に大切な放送だと思いました。
・関西電力の方が停電情報の確認ということお話しされました。これから来るのであろう台風の時期に停電が起こるということもあるので、時期的にも非常によかったなと思いました。
・みんな元気すこやかタイムでは、ガン健診のお話で、このような窓口があるのはあまり知られていない部分がありますので、エフエムで取り上げていただいてPRしていただけたらいいのではないかなと思いました。
委員)
・中学校の給食のお話ですが、すごく安いです。200円とか300円で作っていると思うのですが、結構苦労して作られているということも含めて、意外と何か知っているようで知らない。すごく安いもので作ってくださって、おいしいものであるという事を広く知ってもらえたらいいです。
・ちょこっとサイエンス、現場で見ているというのも、それが気になったらYOUTUBE見る方も多くなっていきますし、やっぱりラジオだけのPRが限界の現場もある。YOUTUBEに行けばついでに他のものを見ていただけるということもあると思うので、ラジオと動画というのが一つ大きな取り組みなのかなとは思っています。エフエムいたみでは基本的にはSNSなどをしていても結構それって埋もれます。見ているようでフォローする数が多ければ多分なかなか出てこないので、いろいろなやり方をちょっと模索しながらやっていかれたらいいのかなというふうに思います。
・伊丹市役所なんでも質問箱と魅力発見伊丹の広場はタイトルと内容が少しずれている感じがするので内容を精査したほうがいいと思う。
委員)
・皆さんには、いろいろな観点があって、別の委員が話していた違和感にも気が付かなかった。随分と番組編成を見直したはずなのに、またいろんな事情もある中で番組名がクッと引き立つような編成だったらうれしいなって私も感じました。
・一番エフエムいたみの存在意義である防災は阪神淡路大震災から来たので、防災という点はしっかり置いていただきたい中で、いろんなところに番組が入っていて、それを定期的にやっていくということなのですが、とにかく防災に関しては危ないということを定期的に発信することに心がけて、平静の中でもいろいろ常に挙げてくださっていますが、定量的にこの番組中の、何月1年間通して何をやっているようだとか、特にこの月のやってみたいことを定量化すれば下がっておればちょっと少ないなというそんな編成の仕方をやってもいいのかなという。ひっくるめて防災に関してこれだけやっているよというところは、ある程度は確保しようというふうな定量的な番組編成であれば、わりと見やすいのかなという気はしました。
・楽しい感じの健康ですね、防災もそうですけど、もう一つの観点で楽しみっていうのをすごく大事だと思っていて、防災と楽しいとか安全で、というふうな編成を心がけて、やらなければならないっていう放送の編成じゃなくて、楽しさ、危ないを、ヤバイを伝えていくっていうところから番組を作っていくっていうことをしていただければうれしいなと思っています。
・僕と先生は教育大好きだから「マネ育」の話題でも、今は学習指導要領が変わって家庭科にお金の話も入ってくるので、そんなお金の話もしてほしいです。僕が金融をやっていて、大学で授業をやっているので、本当はここではもっともっとやってほしいなぁなんて思ったりもしますし、それを取り上げていただくというのはホント嬉しいなとも思います。伊丹の市民の人たちに「ヤバイ」と楽しい安全を届けながら番組編成を考えていただければと思いました。
・芽りんさんを伊丹のイベントでということでしたが、伊丹まち未来株式会社はたくさんイベント抱えていますし別の委員もその中心人物でやられていたので、芽りんさんをイベントに呼んでいただければと思います。
⑵ 番組審議
令和5年6月27日(火)放送
「市役所なんでも質問箱」特別編
伊丹市グリーン戦略室 和田さん
「ゼロカーボンシティの実現」について
委員)
・まず出演者がほとんど噛まずにあれだけすらすら言えていたのが印象的でした。一生懸命聞いていたのですが、情報量が多すぎてあまり内容が残らなかったです。冷蔵庫の下りが一つ拾えたくらいで、太陽光が何か得になるのだろうなぁという印象でした。お相手の方もゆっくり喋ってらっしゃって、緩急はあったのだが、聞く側がほっとしたいタイミングで再び全速力で喋り出すので、それについていくのが(少し大変だった)。内容的にはすごく大事なことをおっしゃっていたし、和田さんも噛まずにプロかと思うくらいにすらすらと言えてらっしゃったので、すごいなとは思ったのですが、ちょっと頭に入れにくかったなぁと思ったので、2回ぐらいに分けたほうが良いのかなぁと思いました。でも中身としては本当に素晴らしいものでしたし、今伊丹市が行っているゼロカーボンシティの実現ということに対しての取り組みだということは理解できた。
委員)
内容としては広報いたみなどでPRされている内容をエフエム伊丹でも取り上げて頂きました。伊丹市が現在力を入れている内容を市民にPRするということは内容的にはいい番組だったなと思います。「個人でできる環境対策」については身近な取り組みでできるという内容なので、そういった話題も取り入れることで、よりわかりやすいのではないかと感じました。
委員)
私もこの太陽光パネルと蓄電池の問題には関心を持っているのですね。それなのに聞いていてしんどかったです。確かに地球温暖化対策という観点からはとても大事な、みんなで考えていかなければいけない問題であるけれど、和田さんの立ち位置が崇高すぎる。ここに電気代コストが抑えられるよということなどをつけ加えたら、もっと聞きやすいのかなぁという風には思いました。でもこれはどこの市でも取り上げられていて、広域で申し込むと少し安くなるということがまたあるみたいで、こういうエネルギーに対する観点と生活費のコストを絡めた内容にするとよりきいてくれるようになると思いました。
委員)
広報いたみにも掲載されている内容なので、こういう活動をされているという事を知ったうえで聞かせていただきました。なのであの事を言っているなと結びつけて考えられたのですが、全部は拾い切れなくて、一番身近な問題でエアコンの設定温度や、冷蔵庫の整理整頓などについては頭に入ってくるので参考にしようと思いましたが、全体としては拾いきれない部分があったのかなと思います。
委員)
うちは太陽光パネルを20年ほど前に設置していて、ガラスも二重サッシで結露を防いで、窓も樹脂製で暑くならないようにしていたので、言っていることは分かったが、自分がやっていたから、確認ができたという感覚だったのですが、やっぱりおしゃべりが饒舌すぎるというか、早口にも感じて、つらつらと上手にしゃべるから、どこが重要ポイントなのかわかりづらかったです。でもそれはしゃべりが上手すぎるのか、全部大事だからなのかわからないですけど、伝えたいところなどは抑揚や話のテンポが変調しそうなところも、全部全速力で走り切ってしまった感じに聞こえたので、わかりにくく聞こえたのかなぁと感じました。でもうちは蓄電池がないので、蓄電池は約35%引きなのだと思ったのですが、でもやっぱり一市民としては、生活に直結する情報が盛り込まれたほうが耳に残りやすいし、パッと行動させるにはもっと身近なところから結び付けることで、こんなお得なものがあるのだなと思わせないと動かないと思うので、放送の中でそういう情報をもっと盛り込んでもいいのではないかと思いました。
委員)
情報量が多いんだけど、番組作るとなったら、情報量は抑え、ワープロなどでもぎっしり書くような人がいるじゃないですか。間がとても大事だなと思いました。けど間を作るのはパーソナリティさんの仕事だと思うのですよね。だからこれだけいっぱい話したのなら、もっと短くてもいいと思うのです。でもそれはパーソナリティさんの役目だと思うので、そこをもっとわかりやすく繰り返すなどのジャパネット方式のようにうまく乗せるのが、パーソナリティさんだと思うので、内容はとってもいいと思うし、カーボンニュートラルってそういう状態のものなのだなと思いました。でもこれは聴こうと思って聞いているので、それから僕のセンサーもすごく正直でだんだんわからなくなると眠たくなってくるのです。パーソナリティさんが大事なのかなって思いました。パーソナリティさんって上手なので、そのあたりでもっと話に入ってほしいなと思いました。