
第163回伊丹まち未来株式会社番組審議会会議録
1.開催日時 令和5年11月7日(火)9:30~11:30
2.開催場所 開催場所 伊丹市立男女共同参画センター ここいろ
3.委員の出席
⑴ 委員総数 7人
⑵ 出席委員数 6人
⑶ 出席委員氏名
板野 彰彦、佐藤 由紀子、樋口 麻人、南方 忠司、池田 歌子、米岡 淑恵
4.放送事業者側出席者
放送局 社長 桝村 一弘
放送局 東 唯夫
放送局 浅田 唯
5.開会挨拶
社長 桝村 一弘
⑴ 編成報告
令和5年9月5日(火)~令和5年10月31日(火)放送分
⑵ 番組審議
10月4日(水)放送
魅力発見!伊丹の広場 伊丹市立こども文化科学館 丸川 章さん
「プラネタリウム100周年記念番組」について
6.会議内容
⑴ 編成報告
委員)
全体的にいろんな分野が幅広く放送されているなと思いました。その中でも私がすごく興味があったのはふとん太鼓に関することです。
伊丹では伝統的に取り組んでこられていたので、それがやっと戻ってきたのだなっていうのがすごく嬉しい情報だと感じました。ずっと続けていくのは大変だと思うのですが、やはりこれらを取り上げていただいて、放送されるのは良いことだと思います。
あと、私はやっぱり子供の活動などに興味があるので、「輝け!いたみっ子」などの話題には、注目しています。その中で紹介されていた伊丹北高校放送委員会の全国大会出場、これは本当に素晴らしいと思います。放送部って地味なイメージがあるのですが、地道に活動され、全国大会にまで出場できてすごいなと思いまして。それを番組で案内してもらうと、また頑張ろうという気持ちになると思うので、すごく良いことだと思います。
消防局の新人消防隊員さんたちのお話ですが、父が消防だったので、興味を持って聴かせていただきました。新人さんはもちろん、自分の命にも他人の命に関わるような職場なので、すごく厳しい訓練を受けていると思うのですが、父がいつも話をしていたので話を聞けてさらに興味が湧きました。
こども相撲も、部屋の親方が来て子供の教室を指導してもらえてこれは素晴らしい。子供にとっては頑張ったらこの親方みたいになれるかもしれないという夢も持てて、やはり話を聞くだけじゃなくて、実際に体験することというのは、子供にとってはすごく大事だと思うので、いいなと思いました。
住友電工の選手の方のお話もそうですね。主人が住友電工で勤務しているので、陸上部が強いのは知っていますが、子供向けの陸上教室という交流事業も続けてほしいと思います。
みんな元気すこやかタイムは糖尿病のお話で、私は初めて人間ドックを受けたのですが、特定健診に行っても問題があったことはなかったのに、年齢のせいか初めて検査項目が出てきて、あぁやっぱりこういうふうになっていくのだなって思いました。重症とかではなかったのですが、やはり健診を受けて早期に自分の体の中を知るっていうのは大事なことだと思うので、こういうのもぜひ続けて放送していただけたらなというふうに思いました。
委員)
盛りだくさんな内容で、知らない世界や色んなことを放送されていて、何か興味を惹かれることがあるのではないかと私も思いました。
9月13日の交通安全フェスタですが、私の子供が幼稚園の頃は、幼稚園から案内が来て一緒に参加させてもらったことも何回かありました。いろんなイベントやブースがあって、大きな白バイにまたがらせてもらったり、子供の運転免許証を作ってもらったり、たくさんいろんな楽しい事がありました。毎年行われている、知っている行事なので、ポスターなどを見かけたら今年も開催されているのだなと思っていました。
プラネタリウムの番組で花村想太さんがナレーションをされているのは、広報いたみでも見かけました。娘が大ファンでライブもわざわざチケットを取って行くくらいで、歌も上手だし、私も家で曲がかかっていると一緒に聴いたりします。すごい迫力があって声も良いので、そういう方のナレーションというのはやはりファンだけでなく、色んな方に聴いてもらえたら楽しいだろうなと思いました。
伊丹北高校放送部のお話ですが、北高校は結構前から活発に活動されていてコンクールでもたくさん入賞されていて、大きな大会でも成績を残されて良かったと思います。その活動が将来のお仕事や、やりたいことにも繋がっていくのではないかなと思いますし、代々繋がっているというのも素晴らしいことだと思っています。9月28日のスクールキルト伊丹校の話題ですが、良いことだなと思っています。もしかしたら発達障害なのかな、どうなのかなっていう境目の方がたくさん分かるようになってきたという部分で、社会に出て働く時にサポートを受けていける取り組みにより、これからも助かる人が沢山いるのではないかと思います。すこやかタイムで紹介されていた糖尿病とか肺がん等、やっぱり病気のことは気になります。専門家の先生のお話を聞くことはすごく勉強になるので、実際にやってみようというきっかけになるのではないかと思います。番組を通じて、専門の先生のお話を聞くのはすごくためになると思いました。
委員)
プラネタリウムの話題ですが、伊丹の子供たちは学校の学習で絶対2回くらいは行っているはずで、伊丹の近辺でプラネタリウムを持っている市なんて中々ないと思います。さらに、伊丹は昆虫館もある、市バスは走っている。それから市立高校を持っているのも珍しいですね。このまちの規模でいろんなことをするのは大変だと思うのですが、よく頑張っています。
池田さんも質問されていましたが、このスクールキルト伊丹校の存在を私も全然知らなかったので興味があります。こういう情報をいろんな形で皆さんに提供していくのはいいと思います。また、それぞれの考え方がありますが、今は発達障害を持つ人の特性に気付くような社会になってきていますので、人と変わった行動をするとか、なぜこんな事が出来ないのだろうとか、何でこんな風にするのかなと疑問に思っていたことなどは、だんだん周りが理解を持てばわかるようになる。ですから、これはその御本人や家族もそうですが、周りの人がよく知識を持って接するということが大切だと思います。
こちらペット相談室という番組ですが、現役の獣医師の先生がお話しされているのですね。犬や猫などの動物への関心が高い人が多いので、この番組はいいなと思います。
委員)
地震に備えよう住宅の耐震化のお話ですが、耐震化はこれからの地震災害に向けて非常に大切なので、パーソナリティーがその内容を繰り返してお話しされていて、非常に分かりやすいいい内容だったかなと思いました。
市民健康フォーラムについては、先生が詳しくお話しされていまして、今日的な情報を必要とされる内容でエフエムいたみでも紹介されて、毎年行われているフォーラムですから、実際、その会場に行って色々なお話を聞けたらいいのかなと思いました。
宮前祭りについてはフルで開催されたのが5年ぶりということで、宮前通りは電柱の地中化工事ができたので、写真の映えスポットとして電線や電柱がないということで、すごくいい写真が撮れますよと宣伝もされていました。それと布団太鼓については、次世代につながる行事だという位置づけで、いろんな若い方も含めて参加を呼びかけていて、実際に参加が多く、たくさんの方が担ぎ手として参加されているようでした。
「ふじわラジオ~市長の部屋」は総合政策部長のお話がありました。総合政策部はどんな仕事をしているかの紹介や、自分がやりがいを持って仕事をしているということ、女性がこれからどんどん活躍できる職場づくりについてなどのお話をされていました。わかりやすいお話でいい内容だと思いました。
委員)
まず相撲教室についてとりあげた番組がありましたけれども、そちらに私も行っていました。秀ノ山親方と少し面識があって、その親方が伊丹に来られるということで、会いに行きました。
僕が現場に行ってみて、これはもっといろんな人が見たらいいのな、というようなものがあったので、こういう機会もあれば是非放送していただけたらと思います。
委員長)
皆さんもおっしゃる通り幅広い内容で盛りだくさんの番組を放送しておられました。いろんな方が伊丹のまちで様々な活動をされておられるわけですが、伊丹のまちが宣伝上手になっているっていうのは、エフエム伊丹のおかげなのかなとすごく思いました。実は、情報の資源資産もエフエムいたみが掴んでいるって思っています。それを本当にこういう風にして、いろんな編成をしていただいて表に出していただくということで、熱心なファンが一生懸命聞いてくださる。エフエム伊丹が伊丹のまちの活性化の担い手なのかなと思っています。もちろん伊丹の広報誌もありますよ。広報だとか、そのことを一緒に連携しながらやってうまく編成していただくというのが一番ここに課せられたことだなと思いますし、またエフエム伊丹のすごいところは、伊丹まち未来という会社の中であるっていうことで、ソフトの部分を担っているわけですし、本当に伊丹の活性化というところにはこんな面白い組織というのはないし、これを資産にしてもっともっと面白い伊丹をつくっていっていただきたいと僕は思いました。
⑵ 番組審議
10月4日(水)放送
魅力発見!伊丹の広場 伊丹市立こども文化科学館 丸川 章さん
「プラネタリウム100周年記念番組」について
委員)
まず率直な感想として、すごく聞きやすくて面白かったです。何度かお会いしたことありますが、割とよく喋られるすごく明るい方で、お話も上手で好きな方なのですが、途中聞いていると、いい意味で昔のAMラジオみたいな感覚でした。おじさんがよく聞くような関西のラジオのノリに感じました。掛け合いもテンポよく、AMラジオのようで面白いなという感想もありましたし、プラネタリウム100周年記念番組のことも結構しっかり喋ってくださって、自分も行ってみたくなりました。聞いていてすごく良かったです。難をつけるとすれば、関西弁のノリは好き嫌い分かれるかもしれませんが、僕は好印象で聞いていました。
委員)
・非常に落ち着いた話で、明るいキャラクターの方なので、大内さんとの掛け合いもシナリオ通りでなく自然で、とても聞きやすい内容でした。
委員)
私も南方さんと同じで、とても聞きやすく感じました。花村さんと伊丹のプラネタリウム館が同い年であることをへぇ~と思わされました。
この時間のお二人の掛け合いを聞いて少し残念だったのが、花村さんのナレーションの一部を入れてほしかったことです。その方が樋口さんの言われるイメージがわきやすいのではないかと感じました。少しお伺いしたいのですが、FM伊丹で流れる曲の著作権許可はどうしているのでしょうか。
そこが少し気になっていました。
委員)
皆さんおっしゃるように、お二人の気さくな掛け合いがすごく楽しく、聞きやすい番組だと感じています。内容も興味をひかせるもののように感じました。内容がどのようなものなのかは行ってのお楽しみということなのかもしれないですけど、少しだけ内容の紹介があってもいいのではないかと感じました。でも全体的には楽しいもので聞きやすかったです。
委員)
すごくテンポもよく聞きやすかったのですが、内容が盛りだくさん過ぎて、樋口さんもおっしゃっていましたが、いっぱいいろんなことを話されていたので、プラネタリウム100周年記念番組がどういうものなのかが入ってきづらく、とても残念に思っています。もう少し焦点を絞って、付属的なものと別に100周年記念番組の特徴をもう少し掘り下げてもよいのではと思いました。
委員)
100周年記念番組のタイトルが違ったら、私たちの聞き方が違っていたのかなと思いました。掛け合いすごくおもしろかったし、僕も三日前に行きました。今度土曜学習でもやるのですが、久々のプラネタリウム面白いですね。すごくプラネタリウムを広めたいという思いを強く持ってらっしゃって、すごいサービス精神が旺盛で、いつもよりしゃべりが少ない感じだったのですが。内容もすごく掛け合いで自然っぽく見せながらも、シナリオが裏で練ってありそうだったのですが。その割にはガチャが充実しているのですね~から盛り上げていましたが。そう考えたら大内さんがすごくて、それに乗っかる(ゲストさん)もすごいのだなと感じました。僕はてっきりシナリオがあったのだなと。あえてシナリオを作らなかったのは、そういうテーマがあったからだと思うので、100周年記念番組ということなら、もう少し骨組みがあった方がいいのではないかなと。作れというわけではなくて、いい番組になっているので、聞いた後にタイトルを変えて放送してみたり、プラネタリウムのすごさや花村さんとの関係性が分かるタイトルにしたら、もっと聞き手に伝わると思いました。でも聞いてて面白かったですし、いい番組を作ってくださっているなと感じました。