伊丹まち未来株式会社 第164回番組審議会議事概要

第164回伊丹まち未来株式会社番組審議会会議録

1.開催日時     令和6年1月16日(火)9:30~11:30
2.開催場所     開催場所 伊丹市立男女共同参画センター ここいろ
3.委員の出席
 ⑴ 委員総数    4人
 ⑵ 出席委員数   4人
 ⑶ 出席委員氏名 
板野 彰彦、樋口 麻人、橋本 育子、米岡 淑恵
4.放送事業者側出席者
放送局   社長 桝村 一弘
放送局      東 唯夫
放送局      浅田 唯
5.開会挨拶
社長 桝村 一弘
 ⑴ 編成報告
令和5年11月7日(火)~令和6年1月15日(月)放送分
 ⑵ 番組審議
令和5年12月8日(金)放送
関西航空地方気象台 金築さん「空への憧れ 伊丹空港物語2023気象観測員篇」について


6.会議内容
 ⑴ 編成報告

<委員>
税については私も毎年確定申告をしていて、以前は本当にすごく混んでいて、丸一日かかってでないと提出できなかったものがインターネットで出せるようになって随分便利になったと思っています。
1月9日の大規模地震と地震に対する備えについてということなのですが、12月だったかな。危機管理室と伊丹市の防災士全員が集まって話をする機会があり、やはりそこでも地震が、南海トラフが来たときはどうなんだろうかという話が出て、一般市民の皆さんは公的な支援を絶対してくれるというと思っている方がすごく多い印象ですね。あってしかるべきだというふうに思っている方がすごく多くて、やはり自分で備える大切さというものをもっと皆さんに知っていただかないと。家具の固定だったり、お手洗いの備え、備蓄食品っていろいろなんですけど、そういうことを具体的に、しかも簡単に各家でできるようなことをたくさん皆さんに知っていただけたら、落ち着いて公的支援を待てるのかなというふうにも思いました。ですからエフエムいたみでも、こういうことをどんどんアピールしていってもらえたらと思います。
シンガーソングライターのBOROさんですが、伊丹には、こんなすごい人がいるのがすごいなって思っていました。
トライアルウィーク、ラジオ局の職場体験。これすごいですね。子供たちは緊張しなかったのでしょうか。中学生の時にそんなリアルな職場で、しかも職場によってはちょっと裏方とかを手伝うということだけならもちろんあると思いますが、このような番組に関わってやらせてもらえたら、すごく自分の将来を考えるきっかけになるんじゃないかなと思ったので、素晴らしいなと思いました。これは感動していました。
みんなの元気すこやかタイムの麻酔のお話ですが、麻酔課先生ってすごくお忙しいんですよね。いろいろな所、全てに関わっていらっしゃって、私も友達に一人、麻酔科の先生がいるのですが、とっても忙しそうで急な呼び出しとかもあるみたいですね。私事なんですけど、健康診断を受けた時に、胃カメラが嫌すぎて、麻酔で寝かしてもらってやったのですが、1時間ぴったりで目が覚めるんですよ。麻酔ってすごいなと思って感動しました。麻酔ができるようになって、色んな手術とかができるようになったんだろうなと思うので、素晴らしいですね。以上です

 

 

<委員>
全体的に、とてもバランスが取れた構成ですね。伊丹市内でこういう活動がされてるというのが皆さんにアピールできてるなって思います。後はやっぱりこないだの地震を思い起こしますので、この大規模大地震に対する備えっていうのは度々放送していただいてもいいんじゃないかなと思ってます。
我が社の従業員で石川県の珠洲市出身の人がいて、ちょうどお正月に帰省してたもんですから、その実家で被災し無事に今もお会いできてますけど、やはり必要なものは懐中電灯付きのラジオで、あれがすごく良かったように言ってましたので、必ずの一家に一つくらいに必要だと思いました。電池が切れてないかとか、そういった確認も必要だとその人の話を聞いて思いました。
「魅力発見!伊丹の広場」では各伊丹の施設の催しなどもありましたので、こういう宣伝とか、「輝けいたみっ子」では各小学校とか高校でいろんなところで活動を行なわれてますけども卒業シーズンに向けて色んなことがあると思いますので、またそういうお話も聞かせていただけたらいいかなって思いました。

 

 

<委員>
ガン検診のお話ですが、50%の方が罹患するということで、非常に身近な病気ですよということからお話しされておられました。65歳以上の市民については無料で受診できるので、ぜひ受けてほしいと話をされていました。
ただ、検診を受けても、結果が来て要精密検査の結果が来たとしても、医療機関に行って精密検査につなげるというその段階までいくのがなかなか繋がっていないという現実がどうもあるようなんですね。ですが、そういう結果が出るかもしれないと怖がらずに、検査に行ってくださいねとそんなことについても詳しくお話しされていました。
ホームサウンドの活動について、元々は天神川小学校のPTA役員さんから活動が始まったそうで、キララホールに活動を移されて、そこで子供達を集めて演奏活動されているということで、伊丹の中でこういった活躍をされている方について取り上げていただいとことは良いことだなと思います。
市立伊丹高校の石垣島への修学旅行のお話ですけども、これは修学旅行に行くにあたって、生徒の皆さんが委員となって修学旅行について話し合いをしたということで、例えばスマホの使い方のルール、修学旅行についてのルールを自分達で決めた。というようなお話とか、市高のいいところなどについてもお話しされてました。これも伊丹市の学校を取り上げていただいたということで、非常にいい番組かなと思いました。
ふじわラジオのお話ですが、11月12日の特別編ということで、フェーズフリーというお話でした。フェーズフリーというのは、日常と災害時のそのフェーズを取り放しましょうということで、日常でも使えるものが災害時にも役立つと、そういった考え方の転換をしていった方がより有効ですよとそういうお話です。例えば、マイボトルとかマイ箸なんかについては、これは環境に優しいとかSDGSにいいですよというお話がありまして。このことは、すなわち自分のボトルを持っているとか、自分のお箸を常に持っているということは、災害時に役に立つということなので、日常的にそういうことを進めることによって災害の時に役に立ちます。さらにアウトドア用品も役立ちますよとか、モバイルアプリなんかも役に立つ、自転車のヘルメットとかもですね。
これらも非常に勉強になるお話でしたので、いい番組だなというふうに思いました。

 

 

<委員長>
橋本さんの方からも全体的にバランスがとれて、いろんなことをエフエムいたみが取り扱ってもらっているということと、樋口さんの方も非常に市民に知識を与えてくださっているとおっしゃっておられますね。本当にいろいろ取り上げていただいていますし、やっぱり震災のことですね。1月9日に危機管理室の方をお呼びいただいて、大規模地震地震に対する備えということを、明日で阪神大震災から29年から30年入るというところで、本当にここからエフエムいたみが始まっているので1丁目1番地というところでここを大事に押さえながら、いろんなことを考えていって、市民に対していろいろなこと、喜んでいただける番組を作っていただけたらうれしいなというふうに思いながら聞いていました。
いろんな身近な人が出演されるというのもエフエムいたみにとって、意義がありますね。
それと今回の学校の話題でもありましたが、私もPTA出身だったりするんで、やっぱり子どもたちの様子がこのエフエムいたみで流れるっていうことは、子どもはうれしいし、親もうれしいですよね。エフエムいたみが好きになる一つの大きなきっかけかなと思いますので、子どもたちが出演する番組をたくさん放送していただいていると思っているんです。小さなことでも子どもたちにとっては、めちゃくちゃうれしいし、親も先生方もうれしいと思うんですね。
それと一番最後のバレリーナ芸人の松浦景子さんも伊丹の財産となる人だと思うので、楽しみながら伊丹を盛り上げていただいて、番組を作っていただければなと思いました。


 


 ⑵ 番組審議
令和5年12月8日(金)放送
関西航空地方気象台 金築さん「空への憧れ 伊丹空港物語2023気象観測員篇」について

 

 

<委員>
構成的に仕事の内容がよくわかる良い番組だったと思います。構成的にはまず建物の玄関口で状況説明や今回の取材の全体像を説明されて、8階に移動されて、気象予測官さんがお話される中で、業務の内容など、そのあたりの重要なお話があって、いろいろな機器を見て、その機器の役割についてのお話がありました。我々の知らないような内容がたくさん入ってますので、伊丹市民にとって伊丹空港は誇れる施設ですから、こういった内容を取り上げて、皆さんにお伝えするという事はいいことかなと思いました。

 

 

<委員>
私も樋口さんと同じように、室内の中の設備などが目に見えるように想像できて、映像がないですけど、非常にわかりやすいお話だったと思います。どうしてもこないだの事故が頭をよぎるんですけども、ここまで一生懸命やられているのに、こういう事って発生するんだなと思いながら聴かせていただきました。最後にこれから先、若い人に向けての言葉がありましたけど、高校生や中学生などの子どもたちがこの話を聞くと、憧れるというか、この職業も良いなと思ってもらえるのではないでしょうか。

 

 

<委員>私も全体的にすごくよかったと思います。臨時で空港を開けることもあることとか、そういうのを全然私は知らなかったので、伊丹空港って街中にある空港じゃないですか。だからこそ規制も強いんだろうなという風に思っていたので、臨時で開けてそういう風に使われるっていうのも、「あ、そうなんだ~」という風に思って、でも街中にあるからこそ、そういう風にすることによって、大きな病院なども近いですし、すごくいいことだなぁという風に思いました。

 

 

<委員長>
今回の番組、聴きやすいし、面白いし、上村さんがうまく引き出してくれたなぁっていうのはすごく感じました。ここから少し辛口になるんですが、僕はせっかちな人間なんで、最初の入りが長く感じました。早く気象予測官さんの話を聞きたいと感じたり、それとファクターという言葉を使わずに、要因ですという風な言葉を使った方がよかったかなぁと思いました。もっと簡単な言葉を使った方が、リスナーは絶対いいなぁと、できるだけ簡単な言葉を使った方が、僕らも保険の仕事をしているけど、難しい言葉を使わずに、できるだけ簡単な言葉を選んでいるので、簡単な言葉を使った方がいいのかなぁという風に思いました。それと予め気象予測官さんのお話を聞こうということで、質問はご用意されていると思うんですね。それが唐突に出てくるんで、コミュニケーションを楽しんでいる感が若干少ないなぁという感じがするんですね。
もう少し「あ、そうなんですね!」とかのコミュニケーションを楽しむやりとりがあった方が、もっといい番組になったのになぁと思いました。そういう風に相手の世界を聞きながら、それに乗っかって質問を想定しながら質問していく方が、リスナーはわかりやすいのかなと思いました。ラジオで聴いていたら、スーッと流れていくと思うので、もう少しメリハリが欲しかったですね。