
第165回伊丹まち未来株式会社番組審議会会議録
1.開催日時 令和6年3月5日(火)9:30~11:30
2.開催場所 開催場所 伊丹市立男女共同参画センター ここいろ
3.委員の出席
⑴ 委員総数 7人
⑵ 出席委員数 7人
⑶ 出席委員氏名(敬称略)
板野 彰彦、佐藤 由紀子、樋口 麻人、橋本 育子、南方 忠司、池田 歌子、米岡 淑恵
4.放送事業者側出席者
放送局 社長 桝村 一弘
放送局 東 唯夫
放送局 浅田 唯
5.開会挨拶
社長 桝村 一弘
⑴ 編成報告
令和6年1月16日(火)~令和6年3月4日(月)放送分
⑵ 番組審議
令和6年2月12日(月)~令和6年2月15日(木)放送
「I/Mインフォメーション」について
6.会議内容
⑴ 編成報告
<委員>
いつも思うのですが、伊丹はスポーツや文化、教育等とすごく力をいれているんだなと思っていて、それらを上手に拾い上げて満遍なく取り入れて取材されて放送されているのがすごいことだなと思いました。
グリーンジャムの取材ですが、子供取材チームというのも、大人と違った目線でレポートされたりするので、おもしろかったんだろうなと思いました。
あとは「みんな元気すこやかタイム」の糖尿病のお話ですが、この病気は気が付かずに進行してしまう病気なので、予備軍の患者さんが約2000万人とすごい人数で、やっぱり健診を受けないとわからないことだろうなと思いますので、そのきっかけになるいい番組だなと思いました。
<委員>
1月30日とか2月6日の能登半島の地震のことで、実際に支援にいかれて、現地の状況や業務の事などのお話を聞く機会をいただけるのは、実際に被災地に行ってみないとわからないことが沢山あるので、これからの対策や備えに重要なことなのでいいことではないでしょうか。
2月28日のサンロード商店街のお話、私は結婚してから伊丹に来たのですが30年ほどが経ちまして、実家の方には商店街がなく、伊丹の商店街でよくお買い物にも行っていたんですけれど、昔、チトセという今でいうホームセンターが在って、そこでお買い物をしたことを結構覚えていて。その隣にある電機屋さんは昔からあって今も頑張ってらっしゃるなーと思っていますが、この商店街は過去現在未来が感じられて興味があるなと思いながら聴かせていただきました。
伊丹病院の糖尿病についてはやはり我々の年代になると気になることなので、自分も気を付けないといけないなと思っています。
いろいろな情報源がありますが、病院の先生のきちんとした知識を教えてもらえるのが信頼性もあっていいのかなと思います。
満遍なくいろいろな内容の放送をしてもらえるので、すごく楽しみというか皆さんが興味をもつことがあるだろうなと思っていつも聞かせていただいています。
<委員>
全体的なバランスはいろんな活動が入っていて伊丹の街が盛り上がっているなと感じました。全員がイベントに参加するわけではないので、このラジオを聴いていればどんなイベントがあったのかよくわかって楽しい様子が伝わってくる。
伊丹市の子供達がいろいろな所で活躍していて、スポーツでも音楽でもいろんな賞を取ったりしている子供達も沢山いるのでそのような子供達も紹介していただければいいなと思いました。
<委員>
魅力発見いたみの広場では、伊丹の昭和の時代のすごくいいお話が聞けました。
もともと伊丹で色々な活動をされていた方の事を取り上げていただくことにより、それを通して伊丹のことを知り、新しく越してきた方も伊丹の深いところを知ることが出来ます。
このような取り上げ方はいいなと思います。瑞穂小学校の話題ですがこの小学校はとてもいろいろな活動をされているし、保護者の応援もいいなと思います。
わが子が卒業しても関わっていただける支援が伊丹にはあるんだということが分かります。
みんな元気すこやかタイムですが、私も楽しみにしていて、聴いています。
いろいろな病気の話題をとりあげられています。今後は近畿中央病院と合併してもっとすごい病院になること、いろんな高度なことが出来る病院になることなどの話題をぜひとも発信してほしいと思います。
<委員>
能登半島地震に伊丹市の職員を派遣していろいろお手伝いをしたという事で放送があったのですが、現地を実際にみられたかたが直にお話をされるのはリスナー心にとどきます。実際に活動された内容もお話されるんですが、伊丹市役所から出発して現地に到着するところからお話されますけれど、テレビなどでご存じのように道路状況が非常に悪いなかでも担当者が自ら運転して向かうので、道路の陥没であるとかひび割れである状況も含めて現地にたどり着いた、それに北陸ですから、雪などの障害もありながら現地に向かうなどのお話をされており、より大変な状況だったことが伝わってきました。
建物が道路に倒れこんでいるとかガラスや釘が散乱した状況であったり、厳しい状況で活動されたんだということがわかる番組で非常にいい内容の番組だったと思いました。
みどり公園課の木下さんのお話ですが、チョウヒという鷹の仲間で希少種も昆陽池に来ているそうで、この鳥は葦原の生息しているところに来るらしいですが、昔、昆陽池に葦原が生息していたのに現在はなくなってしまったので新たに葦原を植生させようと取り組んでいる方がおられる。これには費用がかかるので伊丹に本社があって、環境に熱心に取り組んでいるので、トーヨータイヤからの助成金を市民団体が取得して葦の苗を植えているということです。そうやって葦が生えたところに希少種が飛来している。
非常にいい話だと思います。
このような話題が放送で知れることはとても良いことだと思います。
中心市街地の環境美化活動のお話ですが、私たちも知らない内容もありまして、中心市街地についてはタバコが禁止されています。何年か前に条例が出来て禁止区域ということは聴いたことがあるんですが、どの区域で禁止なのかですとか、タバコを吸うことがダメな区域と歩きタバコがダメな区域と条例上では細かく分かれているということで、それらについても詳しくお話されていました。
みんな元気すこやかタイムですが、市民病院の専門の先生が病気についてお話をされて、今回は形成外科、糖尿病のお話でした。形成外科のお話では主に外観にかかわる様々な疾患の治療という内容で、デキモノや皮膚の怪我、瞼などが中心ですが、乳がんについても形成外科で乳がん手術の後の乳房再建で担当されているそうです。
これは女性だけではなく男性もあるというお話をされていました。
糖尿病についても皆さん関心がある部分で、これについても詳しくお話されていますので、みんな元気すこやかタイムについては私も毎回聴いています。
この番組は市立伊丹病院の方から積極的に市民の皆さんにお知らせをするというスタンスの番組になりますから、市立伊丹病院が市民の皆さんにいろいろなことを知ってほしいという姿勢を知ってほしいなと思います。非常に良い取り組みをされていると思いました。
市長の部屋ふじわラジオでは、今回も番外編ということで、道路のお話をされていました。道路の延長のお話で市道だけでも伊丹から東京まで存在するということで、管理が今の時代なかなか難しくなっているので、市職員の対応だけでは難しいし把握できないということで、市民の皆さんが道路を見て陥没等を撮影して知らせる通報システムがあります。
電話でもいいのですが、今はスマートフォンがありますのでそれらを使って市に知らせるシステムが構築されていますので、それらのPRもしていました。
<委員>
市役所の方が災害支援に行かれたということでしたが、短期中期長期とありまして、いまここで話題になっているのは短期的なお話ですけれど、将来的には現地の市役所が機能するまでの長期にわたって支援できるよう続けて聴きたいとお話されていました。
もう一点、サンロード商店街の件ですが、古いところもありますし、市内に沢山の商店街もありますので中心市街地の商店街はけっこう取り上げられやすいので、それ以外の市内全域の所もそれぞれの活動をされていると思うし、活動が出来なくても何とか頑張っているところもあると思うので取り上げていただきたいと思います。
<委員>
皆さんもおっしゃっていましたが、地震の件です。
伊丹市役所なんでも質問箱で沢山取り上げていただいて嬉しいなと思います。
珠洲市では上下水道の被害も大きいと聞いていたので、本当に大変だなと思う。
サンロード商店街お話もそうだし、他の商店も取材してもらえたらと思う。
⑵ 番組審議
令和6年2月12日(月)~令和6年2月15日(木)放送
「I/Mインフォメーション」について
<委員>
全体をとおして、「よーいドン!」を見ているような感覚で、町ブラをしているような感じがして、すごく聴きやすかったですし、絵が浮かぶというか、こんな風にしているのかなぁというのがすごく伝わってきました。来てらっしゃるお母さんのお子さんにお声がけするところもすごく良かったです。僕も小学校の時に、今言ってた市役所の博物館の時に、僕も行ったなぁっていう記憶がよみがえってきたんで、祖母に連れられた記憶があったんで、懐かしく感じることが出来ました。
<委員>
僕もすごくいい放送だったなと思いました。今回は現場の方へ行かれて、実況放送風に話されたということで、やはり大内さんは安定というか、安心というか、お上手というか。まぁプロですから変な話になっちゃうんですけど、すごく聞きやすい放送だったと思います。展示内容も昔の暮らし展については絵画と実際の民具との展示ということで、非常に面白い取り組みですから、紹介されて行ってみたいという気持ちが出てくると思いますんで、非常にいい番組かなぁと思いました。
<委員>
1番の昔の遊びの方なのですけれど、今の子どもたちは大体デジタルを通しての遊び、つまり画面を見てとか、仮想空間のようなものを題材に遊ぶことも多いのですけれど、これは本当に自分が動かさないと遊ぶことが出来ない。手に取って、触って、お友達と対面で相手の息やら、体のぬくもりやらを感じられる遊びが昔の遊びだなぁと聴いていて思いました。
こういう展示を見て知っておくということは、今後お家でおばあちゃんとお話をするときにイメージが湧くから、すごく共通の話題になると思うんです。ですからラジオで紹介することによって、ラジオを聞いた親御さんやおじいちゃん・おばあちゃんが「そうや、連れてってあげよう」と思ってもらえるといいなと思いました。
<委員>
宮村さんの話もすごく面白かったですね。それで後ろでけん玉の音とか、べったんの音、それから黒電話の音などが近く感じて、番組の中にすごく入っていくような、そんな感じがしました。すごく聴きやすくて、楽しい番組だったと思います。
<委員>
掛け合いの会話ですごく楽しい雰囲気なのも伝わってきましたし、電話の音であったり、周りのけん玉の音であるとか、そういうのが実際に聞こえてくるので、よりそういう雰囲気が伝わってきてよかったなと思います。
私たちの世代は子どもの時にあんな遊びしたなぁとか、うちは古かったので、個室にかまどでご飯を炊いたりとか、小さい時にそういう経験をしたので、それもすごく昔のことなんだなぁと思いましたし、自分の子供や、今の子たちにとっては新鮮に感じるものだと思うので、そういう生活を行っていたことをみんなに知ってほしいなと思います。
すごい楽しくてためになる番組だと思います。
<委員>
私も皆さんと同じで、周りの音や声にリアリティがあって、実際行っていなくても、そこにいるような感覚になる放送でよかったと思います。このラジオがそのきっかけになって、各学校で昔の遊びについて取り上げられたらすごく良いのになと思いました。黒電話とかも、私が子供のころ、急いでいる時に9とか0とかに合わせるのに時間がかかるんですよね。そんなことをラジオ聴いてて思い出したんですよね。すごく楽しい番組でした。
<委員>
これは浅田さんが構成して編集したんですよね。すごくよかったなと思いました。
最初講座室から始まって、全体の空間にいって、インタビューも最初お母さん行ってからお父さんに行くなどして、工夫されているなと思いましたし、臨場感ある音もそのまま使っていただいてましたし、最後の締めまでしっかり工夫されてて、浅田さんが一生懸命編集したんだろうなと感じて、拍手したくなりました。昔の暮らしとか遊びは小学校でもやってたんですけど、コロナで、それが出来なくなっていたんで、これをきっかけに、いろんな小学校・幼稚園などでどんどん入っていったらいいな、そういうきっかけになればいいな、いい番組だなと感じさせてもらいました。
<委員>
今皆さんから様々な意見が出た通り、とってもいい取り上げ方でよかったなと思います。今伊丹ミュージアムで毎年この時期にお雛様の展示があるんですね。明治大正昭和で振り返るのですけれど、今までは見るだけで満足だったのですが、この番組を聴いて、お雛様の由来とか、昭和に至るまでの飾り方の変遷も、番組の中で聴きたいと思いました。
<委員>
それともう一個大切なことあった。番組内で紹介している市立伊丹ミュージアム I/Mが伊丹市民にとってもっとメジャーになるような取り組みをエフエムいたみがバックアップしていけたらと思いました。