
第169回伊丹まち未来株式会社番組審議会会議録
1.開催日時 令和6年11月5日(火)9:30~11:30
2.開催場所 開催場所 伊丹市立男女共同参画センター ここいろ
3.委員の出席
⑴ 委員総数 7人
⑵ 出席委員数 7人
⑶ 出席委員氏名(敬称略) 板野 彰彦、橋本 郁子、柳田 尊正、池田 歌子、米岡 淑恵、南方 忠司、西岡奈美
4.放送事業者側出席者
放送局 社長 桝村 一弘
放送局 柏原 哲也
5.開会挨拶
社長 桝村 一弘
⑴ 編成報告
令和6年9月3日(火)~令和6年11月4日(月)放送分
⑵ 番組審議
9月14日(土)放送
「伊丹本泉寺のラジオDEい~話」について
6.会議内容
⑴ 編成報告
<委員>
10月29日の「いい歯の日」について、自分も小さいころからこのイベントによく参加させていただいて、すごくにぎわっている印象があって、いろんなブースでイベントされていることを思い出し今もずっと続けられてるんだなと感心しました。やっぱり自分の歯で食べるということが、脳や認知症に良いと聞きます。これからも啓発イベントを続けていただきたいなと思いました。
「伊丹の話題、伊丹の広がり」の9月30日の血液製剤が製造される過程について、こういう番組でちょっとでも知ることができたら、理解も深まって、いいんじゃないかと思いました。いつもリポートされていると思うんですけど、すごく詳しくリポートされているんで、情景も浮かび、普段知ることができないお仕事のお話を知ることができたのは良かったと思います。
9月23日の市民病院の呼吸ケアチームについて、支援チームがあるということも初めて知ったんですけども、こういうこともなかなか知る機会がないので、具体的に教えていただけたら、自分や家族が呼吸器疾患になった時に、心強いなと思いました。
<委員>
いつも幅広くいろいろ取り上げているので、いいなと思っています。気になる番組が主婦目線だからなのか、いつも池田委員と似ているなと思っていました。
私が気になったのは、アイホールで劇団ユニットWOWの公演が行われると聞いて、アイホールは取り壊されるという話を聞いていたのですが、その話はなくなったということなんでしょうか。施設は残るということですね。そうなんですね。こういう風に活躍する場が伊丹にあるということはいいと思うので、私もイベントの一環で、アイホールで親子向けに演奏させてもらったんです。アイホールはなくなってほしくないなと思っていたので、嬉しい情報でした。
「輝け!いたみっ子」の伊丹出身・報徳学園野球部について、実は私の甥っ子が報徳学園の野球部出身で、今回横浜DeNAベイスターズのドラフトにかかったんです。なのでどんな話だったのかなって気になっていたんです。これってYouTube配信があるんですかね。甥っ子が在学中、報徳学園は甲子園に出場することができなかったんですけど、野球で東京の国学院大学に行って、ピッチャーなんですけど、甥っ子にも教えてあげたいと思いました。少しサッカーに人気で押され気味ですが、野球人口も多いので、伊丹出身で活躍している子たちがいるのを見て、野球に限らず夢を持って頑張る子が増えたらいいなと思います。そういう子たちをたくさん番組で取り上げて、子どもたちの目標になったらいいなと思いました。
<委員>
知っている方がちらほらご出演されていて、とても嬉しく思いながら拝見していました。
「みんな元気!すこやかタイム」という番組は専門的な内容で、リスナーの方にとって役立つお話をされていると思います。その中でも、身近な場所で働いている専門家が話してくださるのは、実際にその方に会ったときに「あ、この人だ!」と気づけるのが良いですね。これこそローカルラジオの魅力だと思いますし、市民の方にも「もしかしてそうかな?」と思ってもらえるきっかけになれば嬉しいです。
それから、「輝け!いたみっ子」もすごくいい番組だと感じました。私も高校野球が好きでよく観ているので、伊丹市で頑張っている子たちが特集されるのは嬉しいです。近くにいる同世代の子たちの活躍を知る機会があるというのは素敵ですよね。また、市立伊丹高校には授業で関わることがあるのですが、合格した生徒へのインタビューをしていることは知りませんでした。YouTube配信もあると聞いたので、ぜひ観てみたいと思います。
今回、初めての審議会に初めての参加ですので番組審議会についても少し調べてみました。「番組について良いところと課題を話す」とあったので、課題が何かあるのかなと考えたのですが、現時点では具体的な課題は思い浮かびません。ただ、「輝け!いたみっ子」は子どもたちをフォーカスした番組ですよね。その内容をもっと広く届ける方法があれば、もっと多くの人に聞いてもらえるのではと思いました。私は教育委員会に関わっているので、教育委員会を通じてアピールするのもいいですし、給食の時間に流すとさらに多くの人に届くのではないでしょうか。実は娘が中学3年生で、給食時間の選曲に毎回悩んでいるみたいなんです。「歌じゃなくても、こういう番組が流れてもいいのかな」と思いながら聞いていました。
<委員>
少し個人的なことになるんですけど、10月13日に「宮前まつり」が開催されて、僕も関わっているんですが、ここ数年大内さんに法被着てもらって、マイクを持ったまま担ぐということをやってもらったんですけど、来年以降もこのようにご協力いただければなと思います。
もう1点。相撲の秀ノ山部屋が伊丹に来ることが決まりそうなので、来年の2月末か3月下旬ぐらいに大阪場所の時の滞在になると思うので、5人くらいくるのでないかと思います。詳細が分かれば、また改めてご報告させていただきます。イベントの盛り上がりを引き続きFMから発信していただければと思います。
<委員>
いつも通り、伊丹ならではのローカルな話題は網羅されているなと思いました。
そのなかで私も携わっていることもあって気になっていましたけれど、9月3日の救急の話題ですが、これも色々な所で聞きます。救急隊の方々が啓発されているのですが、年間1万2千件くらい救急車が出動しているそうですが、伊丹市には実際6台しか救急車がないので、一年あたり1台で2000件の出動となるとかなりの頻度となって、救急隊員のかたは疲弊されていますので、不用不急の救急車の利用は控えたいですね。
あとはまちなかバルの話題ですが今年は平日バルをされましたよね。以前はよくバルに参加していたんですが、列に並ばないといけないので、だんだん参加しなくなっていたんです。今回は平日にもやっていただいたので、全部平日チケットを使い切りました。いろんなお店にいかせていただいたので掘り起こしはできたんではないかと思いました。
歯医者さんのお話では、最近は子供の虫歯も減っているということで、啓発が浸透しているのかなと思いました。
伊丹っ子の話題では飯南町の子供達が来ていただいてましたが、姉妹都市の話が減ってきていますので、また姉妹都市の話題を取り上げていただいて、盛り上げていただければと思います。
<委員長>
私も平日バルに参加しました。空いていてよかったなと思いました。宮前祭りをはじめ他にも続いているイベントも沢山あって、応援してもらえたらいいなと思いました。しかし、パーソナリティさんも歳も歳なので、もう少し若手を発掘して頂いて、持続可能なエフエムいたみにしていただければと思いました。
輝け!いたみっ子の話題では報徳学園の話題も楽しかったです。夢を持って頑張っている学生たちを応援してもらいたいし、結構いろんな分野で全国大会に出場している子供もいるので取り上げてもらえればと思います。その反面で普通の子供達の活躍ももっと取り上げてもらえたらいいなと思います。
この時期は体育大会や学習発表会があったりもします、それらの取材なんかもしていただけたらなと思います。凄く子供達が頑張っているので普通な話題も、教育委員会などと繋がりながらうまくPRしていただくと、保護者の方々もその放送を聴いたりするのではないかと思います。
ピックアップ広報伊丹については生放送で「広報伊丹」を読んでいるのですね。毎回毎回ちょっとずつ内容が違い、とってもいいなと思います。生放送で広報紙を読んでいただけるのはとてもうれしいですし、その時のパーソナリティの心持ちで色々な伝えかたができると思います。広報が一番のベースですのでエフエムいたみでバックアップしていただき、伝えていただけるのは嬉しいと思います。
⑵ 番組審議
9月14日(土)放送
「伊丹本泉寺のラジオDEい~話」について
<委員>
前半と後半で雰囲気が違うということで、よく言えば座談会を流しているように感じましたし、悪く言えば雑談をそのまま流しているだけのように感じました。もう少しメリハリが欲しかったかなと思います。
あともう1点気になったんですけど、お寺さんがお墓で目玉焼きがどうのこうのっていうのが、失礼ではないのかなと思いました。あれをそのまま流すというのは、僕はあんまりよくないと思いました。冗談でおっしゃったのかもしれないですけど、例えば喫茶店や居酒屋で喋っているのならいいんですけど、公共の電波であれは良くないと思うんですよ。受け手によっては気にしない人もいるんですけど、僕は気にしちゃったので、気にする人が存在するような内容なのはいかがなものなのかなと感じました。長く続けているからこその空気間があるのかもしれないですが、初めて聞いた方にとっては2年前からの流れが分からないので、初めて聞く人も、2年間聞いている人も、入りやすい内容になればと思います。全国でも住職さんがパーソナリティの番組があると思うんですけど、どうせやるなら伊丹本泉寺の番組が良いって思ってほしいので、長く続く番組にしたいと思って、言わせていただきました。
<委員>
放送を聞いていたら、説法の話かなと思っていたんですけど、イメージとだいぶ違いました。最初は前振りが熱中症の話で、どこまで熱中症の話が進むんだろうかと思っていたら、今度はお彼岸とお盆のお話になって、最後は六波羅蜜寺の話になっていました。詳しい流れを頭に伝えてほしいなという風に感じました。それがあるとやはり理解しやすいと思いますし、それがなかったからこそ、話のつながりが分かりにくかったように思いました。どの話も興味を持って聞けましたけど、流れを教えていただけると、頭の中で理解がしやすかったかなと思います。
<委員>
私は知らないことが本当に多いので、今回とても良いお話を聞けたなと思いました。「知っておくといいよなぁ」という気持ちで聞いていたのですが、リスナーとしてすごく有意義でした。私の家はベランダからお寺が見えるような場所に建っているのですが、「あの法要って檀家しか行けないと思っていたけど、誰でも行けるんだ」ということを知ったり、法事の考え方や、自分自身を見つめるものだというお話を聞いたりして、とても勉強になりました。
法要の話を聞いている時、ふと駅前で市バスを待っていたときのことを思い出しました。その時、墓参りに行くのかなと思うような旗を持ったご夫婦が後ろに並んでいたのですが、二人で口論していたんです。「そんな気持ちで行ってはいけないんだな」と、ラジオを聞きながら改めて思いました。
私自身も4月からラジオをやらせてもらっているのですが、事前に流れをしっかり決めると逆に難しいということを学びました。流れを完全に把握した状態で会話すると、どうしてもリアクションが薄くなってしまうんですよね。そんな難しさを日々感じています。ただ、皆さんの意見を聞きながら、自分への戒めとして受け止めていました。
<委員>
私は初め、熱中症の話が出たときに「何の話をしてるんだろう」って思っていたんです。ちょっと前置きのトークが長すぎた感じはありましたけど、お二人ほどは厳しく感じませんでした。聞きやすかったですが、目玉焼きかぁ、、とは思いました。お墓で目玉焼きかぁとは思って、まあ焼けるかぁとも思ったけれども、たぶんお寺の住職に求めるイメージがあるからこそ、そういうことを言わないでほしいなと思ったんだと思うんですけど。話としては聞きやすくて、仏教の作法を何も知らない人が聞いてもわかりやすく、話されているのかなと思いました。うちはおばあちゃんと同居で、ずっとお仏壇がある環境で育ちました。お参りを幼少期から行っていました。息子も仏教の学校を出ていまして、よく当時の校長先生がおっしゃっていた「自利利他」っていう言葉があります。「自利利他」っていう言葉は、自分のためになることが人のためにもなったら一番いいよねという言葉です。それをずっと校長先生が言ってたんです。それを思い出して、自分自身を見つめ直そうと考えるきっかけになりました。仏法から社会を変えられるようなメッセージ性があって、私は良い放送だと思いました。
<委員>
私もすごくまったりと話が進んでいたので、雑談みたいだなぁと最初想いながら聞いていました。私も仏教だけど、なかなか仏教について知らなくて、お彼岸の時期にお墓参り行かないとなぁって思う程度だったんですが、ラジオを聞いてちょっと具体的に分かったという感じでした。六波羅蜜という言葉の中身も初めて知り、とても勉強になったと思います。おそらく少し前に六波羅蜜についての話がされていたんだろうなというのは思っていたんですけど、詳しくはまだわかってない状態で、前の週での話と今週とがつながらないということがありましたんで、繰り返し言っていただいた方がいいのではないかと思いました、でもあんまり詳しくない人が聞いても、それなりにためになる話だなと思って聞いてました。
<委員長>
こうして皆さんが感想を言える内容なのがよかったのかなと思います。出だしの暑い話は長かったですけど、私は結構あれが好きで、AM局を聞いているような感覚で、AMでおっちゃんとおばちゃんがなんてことない内容で喋っている感じがして、あれはあれでよかったかなって思います。山田さんの声が高くて、2人の声が小さいというのが、技術的なところで気になりました。
先ほど南方さんもおっしゃっていましたが、最初に「今日は彼岸の話をしますよ~」と前置きしたうえで、彼岸の話をしたら、分かりやすかったかなと思います。暑い話をしていた時に、「暑さ寒さも彼岸まで」って言っていたんで、今日は「彼岸」の話かなって思ったんですよ。中盤にもその言葉があったように感じているので、すごく構成は練られているんだろうなと感じました。仏教の話っているのは、僕もあんまりしません。クリスマス・ハロウィン・バレンタインはするんだけど、仏や神様の話はご法度みたいな感じになっています。僕はもっともっとするべきだと思っているんですね。だからFMいたみがこんな風に本泉寺と協力して、仏教の話をするのがすごくいいなと思ってて、これが宗教とかそんな風なことではなくて、文化として伝えることがすごく大事かなと思っています。
仏教は深すぎるので、僕たちは知らない言葉もいっぱいなんで、もう少し初めて聞くリスナーにとっても復習が入ると、嬉しいかなと思いました。僕はすごくいい番組だなという風に感じました。