伊丹まち未来株式会社 第171回番組審議会議事概要

第171回伊丹まち未来株式会社番組審議会会議録

1.開催日時     令和7年3月4日(火)9:30~11:30
2.開催場所     開催場所 伊丹市立男女共同参画センター ここいろ
3.委員の出席
 ⑴ 委員総数    7人
 ⑵ 出席委員数   6人
 ⑶ 出席委員氏名(敬称略) 橋本 育子・柳田 尊正・米岡 淑恵・池田歌子・南方忠司・西岡 奈美
4.放送事業者側出席者
放送局   社長 桝村 一弘
放送局      柏原 哲也・大西 拓磨
5.開会挨拶
社長 桝村 一弘
 ⑴ 編成報告
令和7年1月21日(火)~令和7年3月3日(月)放送
 ⑵ 番組審議
2月20日(木)放送 『輝け!いたみっ子』
市立伊丹高等学校 山本 大智さん                           
別所 逸平さんテーマ:「吹奏楽部について」

 

 


6.会議内容
 ⑴ 編成報告

(委員)
「魅力発見!いたみの広場」の、こども文化科学館について、聞いたことはあったのですが、なかなか公開されていないものが伊丹で展示されているのはすごいな、と思っているので、こういうものをより発信していただきたい、と思いました。
「輝け!いたみっ子」の最初のヴィッセルの山田選手、トップに上がって、そのまま確か、海外、アメリカに行くみたいなので、移籍前にインタビューできたのは良かったかな、と思いました。
冒頭であった秀ノ山部屋の話で、番組とは関係ないのですが、FMいたみさんの取材で一個気になったことがあって、取材のタイミングで、まだ親方が来る前、土俵を整理する専門の方がいらっしゃるんですね。それで一度作業中に取材をされたことがあったみたいで、それをしてしまうと、作業が全部止まってしまったので、状況の取り方等はもう少し気を付けた方がよいのかなと思いました。

 

(委員)
「伊丹市役所なんでも質問箱」のところで、防災訓練の内容を放送していたと思うのですが、リアルタイムでよかったと思います。
美化活動啓発の件なのですが、地域猫の取り組みがおそらくうまくいっていないという風に感じました。特に駅前には猫が多くいるので、このあたりの啓発もされたと思います。
自転車の違反なのですが、未だに、ながらスマホや飲酒が多いので、こういうのを取り上げていただいているのは良かったかな、と思います。以前高校生が死亡事故を起こした事例がありましたので、こういうのを取り上げていただいてよかったな、と思います。
「魅力発見!いたみの広場」の、こども科学館の話は初めて知ったので、認識させていただきました。

 

(委員)
伊丹市保護司会の活動で、そういうお仕事への認識が薄かったので、放送で聞く機会があれば勉強になるな、と感じました。
自転車の交通違反について、まだまだルールが根付いていない人もちらほらいる印象です。ここにはないのですが、イヤホンしながら運転している人もいるみたいで、これも危ないのではないかと思いました。
留学生の話で、なかなか留学生からお話を伺う機会が少ないのですが、FMいたみで紹介していただけることで、その国の文化や違いなどを学ぶきっかけになる、とてもいい機会になりました。
歯科口腔外科の話で、口腔ケアが大事ということは何度も繰り返されてきていると思うのですが、今回は手術前後も注意されているみたいですし、認知症予防の観点からも重要性を学ぶことができましたので、こういう話を聞けたのは良かったのかな、と思います。

 

(委員)
全体的に、税のことや防災のことなど、タイムリーなことも盛り込みつつ、大人から子供まで楽しめる内容がたくさんあった印象でした。
こども文化科学館の話は、凄くワクワクする内容だなと思っています。
秀ノ山部屋の話は、凄くにぎわっているなと思ったのですが、たまたまこの界隈を歩いていた時に、車いすの方に声をかけられたんですね。「稽古している時間帯などはご存知ですか。」と尋ねられたのですが、私は全く知らなくて、お話をお伺いすると、車いすだから、人混みを避けたかったようです。
今後、ずっと来て下さる機会があった際は、稽古時間などを発信して頂けると嬉しいかな、と思いました。

 

(委員)
保護司会のことなんですけど、ほぼボランティアで活動されていると思うので、こういう発信の機会があることで、活動を知ってもらうだけじゃなくて、保護司の方々がやりがいを感じてもらえるきっかけにもなるんじゃないかと思いました。
あと、自転車に乗るときの交通ルールについてなんですが、ヘルメットの着用って努力義務ですよね。でも、私自身、かぶったりかぶらなかったりで…。ただ、年々スタンダードが変わってきてるなって感じるんです。年齢を重ねたこともあるんですけど、周りの人がヘルメットをかぶるようになってきてるのを見て、確実に変わりつつあるなと。こういうことも発信していくことで、もっと早く安全な方向にスタンダードが変わるのかなって思います。 
もうひとつ、私は今年の3月まで教育委員をやっていて、学校行事のことはわりと早くキャッチできる立場にあったんですけど、今年は周年行事が本当に多い年でした。その中で、神津小学校の150周年のタイミングで何か取材できないかとか、伊丹市民の方々に向けて発信できるチャンスがあるんじゃないかと思って、神津小学校の方やFMいたみの方にお話をさせてもらったんです。そしたら、学校側から「そういう視点がなかった」とのことでした。学校側はどうやって発信すればいいのか分からないみたいで、そこをどうサポートできるのか考えないといけないなって思っています。

 

(委員)
私も皆さんと同じように思うことがたくさんありました。
学校のことだけでなく、秀ノ山部屋のことや市民病院の工事の進捗状況など、市民が大まかに知っているけれど、詳しく分からないこともたくさんあると思うので、FMいたみから発信していただけると、市民は詳しく知ることができるのかなと思いました。
話は変わりますが、万博のチケットが余っているようで、予約方法などの情報も発信していただけたらいいのかな、と思っておりますので、ご検討お願いします。

 

 

 


 ⑵ 番組審議
2024年11月27日(水)放送 「魅力発見!いたみの広場」
図書館ことば蔵 館長 山田 正人さん
交流事業担当 田中 久雄さん
テーマ:「伊丹こども電子図書館、その他開催予定の催し」について

 

 

(委員)
本当に楽しい会話で、番組の明るい雰囲気がすごく伝わってきました。MCの方が吹奏楽に詳しい方だったので、受け答えもぴったり噛み合っていて、すごくいいなと思いました。 
私自身、市立伊丹高校の探究授業に関わらせていただいているんですけど、本来テーマは自由とお話になっていますが、実はテーマが存在してます。私が関わっている1年生は「お金」がメインテーマで、2年生の1学期は「科学」がメインテーマになっていて、2学期は「自由」に探究する予定のはずなんですが、おそらくご担当の先生がいろんな情報を引っ張ってくるのがすごくうまい方なので、「お金」というテーマが少し薄れてきているのかな、という風に感じています。
でも、それくらい自分のやりたいことを自分で学べる授業になっているので、多くの人に知ってもらえる感じがして、すごくうれしいです。
吹奏楽のこととか、受験のきっかけについてもお話しされていたと思うんですけど、もし中学生が聞いていたら「市高の吹奏楽部で演奏したい!」って思ってもらえるような内容だったんじゃないかなって思います。

 

(委員)
聴きながら、思わずくすくす笑ってしまうような内容でよかったです。やはり吹奏楽のことを知っているからか、パーソナリティの方も話の繋げ方がとても自然でよかったなと思います。
ジャズと知らずに吹奏楽部に入ったと聞いて驚いたのですが、1年2年でそんなにうまく吹けるようになるのかなと。自分の学生時代と比べながら考えていました。この2人の初めの挨拶の掴みがすごく好印象でした。MCもそういうテンションで行っているのかな、という想像を掻き立てられる雰囲気の良さでよかったですね。
個人個人の目標もすごく明確に持っていて、誰が聞いても市高ちょっと行ってみたいなと思えるような内容で、市高の良さをアピールするのもうまいなと思いました。

 

(委員)
ジャズアンサンブルという活動をされているのは、ずいぶん前から聞いたことがあったのですが、吹奏楽部からジャズアンサンブルだったという経緯は初めて聞くことができました。お二人ともすごく和やかな感じで、最初から親しみやすい、聞きやすいな、という印象でした。
いろいろなところで演奏会をされていると思うのですが、本番がたくさんありそうだな、という雰囲気を感じることができました。役割分担がはっきりされていることもわかりましたし、全国優勝している部活ですから、そこに入って活動したいと思う子もたくさんいます。
やはり、市高は特色として勉強ができることもご存知だと思うので、気になっている人にとっては市高の良さを知ることができる内容だったのではないかと思いました。ほかの委員の方もおっしゃっていたのですが、目標が明確で、部活や将来のこともしっかり考えられていて、勉強されているのだな、という風に感じました。

 

(委員)
聴いていて、部活の楽しさが伝わったかなと思います。部活を中心に市高の良さをパーソナリティの方が引き出しながら、高校生の方がうまく喋っていて、市高に行きたいなという気持ちにさせるような内容だったかなと思います。これが市高のコマーシャルになって、生徒数が増えたらいいな、とも思いました。
吹奏楽部ということで、ジャズアンサンブルという活動を行っているのですけど、ジャズアンサンブルに入りたいから市高に入りたい、と思うことができれば、市高のコマーシャルになるのではないかと思いました。
かなり有名になってきていますから、それをパーソナリティの方がうまく引き出していてよかったと思います。

 

(委員)
すごく良かったなと思います。パーソナリティがうまいので、当然かもしれませんが、高校生2人のお話が上手だったのと、パーソナリティの力だなという風に思い、とても聴きやすかったですね。
子供たちもリラックスして喋ることができたのかな、というところと、一点これがあったらなということですが、市高のジャズの存在は知っていたのですが、私自身、ジャズがどんなものかあまりわからなくて、もし時間があれば、ジャズの一節を演奏してほしかったな、これがあると活動内容が伝わりやすいのかな、と思いました。
パーソナリティもやっているから、お話しされている3人は、頭の中で演奏が流れていると思うのですが、表に出すには、実際の音源を流すことで、ジャズが分かりやすくなるのかなと思いました。

 

(委員)
私も皆さんと同じで、最初から和やかな雰囲気でパーソナリティの方が子供たちに声をかけられていたので、うまい入りかなと思いました。
私も車の中でたまたま聴いていたのですが、吹奏楽部と別にジャズアンサンブルがあるのかな、という風に思っていたんです。今日、初めて吹奏楽部がジャズに力を入れていることを知ったので、そういうことだったんだな、と思いました。
吹奏楽部は、私から見ると少し敷居が高い印象にあるのですが、ジャズになると親しみやすい音楽ですので、そこに1年2年合わせて50人以上が参加しているということにすごさを感じています。
伊丹もやがてジャズの街になるのではないかと思いました。ぜひ公演の度に取材をして、街中で広めていただいたら、商店街とのコラボでいい感じになるんじゃないかな、と思ってしまいました。
最後に春のジャズ祭りの日程をもう少しアピールしていただけたらよかったのかな、と思います。全体的に非常に楽しい話でよかったな、と思いました。