
第158回伊丹まち未来株式会社番組審議会会議録
1.開催日時 令和5年1月17日(火)9:30~11:30
2.開催場所 開催場所 伊丹市立男女共同参画センター ここいろ
3.委員の出席
⑴ 委員総数 7人
⑵ 出席委員数 6人
⑶ 出席委員氏名
板野 彰彦、佐藤 由紀子、樋口 麻人、
南方 忠司、池田 歌子、米岡 淑恵
4.放送事業者側出席者
放送局 社長 桝村 一弘
放送局 東 唯夫・前原 敦子
放送局 浅野 哲司
5.開会挨拶
社長 桝村 一弘
⑴ 編成報告
令和4年11月1日(火)~令和5年1月16日(月)放送分
⑵ 番組審議
令和4年12月9日(金)放送
特別番組「空港へのあこがれ伊丹空港物語」
“ディスパッチャー・飛行機の運行管理者”について
日本航空株式会社 運行管理者 中畑さん
6.会議内容
⑴ 編成報告
委員)
・全体の印象だが、伊丹は多彩で色々な業種の方が多い。まちづくりもそうだが育児や教育の関係をすごく一生懸命されている。それを上手に抽出、放送して皆さんに広く知っていただいたのはすごくいいことだと思った。
・(市の)防災訓練、私はこの日行けなかった。伊丹市防災士会の展示では避難グッズが一人にどれくらい必要かを計算したが多分皆さんの想像以上に必要になる。トイレに関しても今はかなりいろいろなものが出ていて、粉状で小さなスティック一つで臭いを防ぐことができるものがたくさん出ているので、興味があったらそういうのも確認していいただけたらいいなと思った。
・市役所の新庁舎を私はまだ見てない。混雑しているのかなと思ったり、人が殺到しているのかなって感じたりしているが、近いうちに見に行ってみたいなと思っている。
・オペラの話ですが、私もオーケストラで出演していまして、市民オペラもいろいろ財政難などあるが工夫してふるさと納税を使って皆さんに助けていただき、一生懸命自助努力をして開催していっている。皆さんもよければ一度見に来てください。
・その高級デリシャス缶詰ですが、前からちょっと見てみたかった。
・板野さんが出演された番組を聞いていなかったので、YOUTUBE配信を見たいと思う。
委員)
保健センターはとても立派な建物ができた。年配の方も来られて測定をしている。
・料理も最近流行っているビニール袋に色々材料を入れ、湯煎して作るという調理をしていた。それも体験すれば、災害があった時にもすごく役立つ調理方法なる。出来上がったものを袋を切って紙皿にのせ、袋のまま食べる事もできる。お皿も汚さずに食べられるという説明も受けた。知っているのと知らないのでは違うと思いながら聞いていた。
・来月には妊婦さんの沐浴体験イベントが予定されている。違った世代の方が参加できるように色々考えてオープニングイベントをされているなと感じました。
・伊丹の交通事故の事で、自転車事故が出合い頭であったり、子供から大人まで少しのことで大きな事故につながるとすごく感じている。このような話などを聞いて皆さんが少しでも意識してもらえたらと思いました。
・板野さんが会長をされていた時にビオトープを作るというお話を聞いていて、それが実際に出来てもう何年も続いていているというのが、本当に素晴らしいなと思っています。
委員)
・高級缶詰の放送ですが、全国に普及していないおしゃれなものを先駆けてレストランや料亭で作った品質の缶詰を自動販売機で売ることの紹介でした。お店と味が変わらず、缶を開けてすぐその味を食べられるっていうところを再現するため、本当に工夫されたというお話を聞いていてよく分かりました。伊丹にちなんだ方だということですが、ちょっと誇らしい感じがしました。
コロナ禍や災害の時にはこういうのは知っておくといいなと思います。すごく興味を持った放送でした。
・ビオトープのお話ですが、当時は本当に大変でした。ある日学校へ寄ってみたら、板野さんと他の方が本当に地味な活動をされていました。ずっと片付けたりされて、口だけや構想だけではなくて、汗をかかれて成功に導かれ、今も財産として残っています。東中にも本当にいろんな関わりをして下さり子供達もいきいきとしていますし、瑞穂小学校、緑ヶ丘小学校も本当に良い環境になっているのは、伊丹の地域力がプラスに働いたことだと思います。
・麻樹ゆめみさん出演番組は聞くことができなかったのですが、麻樹さんはなにかと伊丹が大好きで何か伊丹に関わっていきたいとおっしゃっている。彼女はイオン昆陽で歌うことが今の夢だそうですが、伊丹愛のすごい人で、いたみホールでステージを持たれて早々と完売し、満席になったということは本当に嬉しいなと思います。エフエムいたみで番組を持っておられることもプラスに働いているのではないかなと思います。相乗効果でますます彼女も元気に、エフエムいたみも元気にと思います。
・芽りんさんの放送が賞を取られたということでとてもうれしいです。私は少し内容が難しいかなと思っていて、どういう層が聞いていらっしゃるのかなということと、せっかく落語も入るし、英語が素晴らしいので、この放送に市内のESSや高等学校の英語の活動をやっている方なども出演していただいて、芽りんさんと英語でいろいろお話しをすれば、高校生ももっと聞くようになるのではないのかなとか思います。
委員)
・新庁舎のお話ですが、伊丹市役所なんでも質問箱と、魅力発見伊丹の広場でも詳しく新庁舎の整備について担当の方が説明されていました。これは各パーソナリティーさんの番組でも情報発信されていまして、グリーン化や、デジタル化を強調されていました。市民の皆さんが関心を持っている内容でよかったと思います。
・いたみ まちなかイルミネーションですけれども繋ぐというテーマで、本当に素晴らしいイベントが伊丹で生まれたのだなというように思いました。このイベントをエフエムいたみで紹介していただいて非常に良かったなと思いました。
・未来を託す人づくりの「どうもと音楽教室」のお話ですけれども、伊丹でもこういったことをされているのを紹介するということで、いろんなお話がありましたけれど伊丹に対して貢献されている方が沢山いらっしゃるのだなと思いました
・ビオトープのお話しですが、15年前に稲野小学校にビオトープを作るという強い思いで多くの方の協力で作られた時のご苦労は素晴らしいと思いました。そのことがまちづくりにつながるということも勉強になりました。エフエムいたみで取り上げてもらってよかったです。
・みんなげんきすこやかタイムですけど、市立伊丹病院の専門の先生が直接語りかけて頂けるという市民にとっては馴染みやすい非常にいい番組だなと思っています。多くの市民の皆さんに聞いてほしいです。
委員)
・エフエム伊丹にトライやるウイークの生徒さんが来て番組作りに携わっていることは、やはりすごくいいことです。この子たちがいずれ、どこかでメディア関連の仕事に就いたときにエフエム伊丹での経験をきっかけに業界に入りましたというような形で、また経験を積んでくれる子が一人でも増えたらいいことなので、コロナ渦はしばらく出来ていなかったと思が、こういう機会があったのでもっとやっていくべきです。
・イルミネーションのイペント期間中にもう一つ行っていたイベントがある。“まるごと伊丹”というレシート集めて申し込むイベントを皆さんご存知ですか。このイベントはかなり苦戦していました。イルミネーションだけで終わっている人が結構多く見られたので、市民の方が対象になっているものに対しては、情報をどんどん発信していただきたいなと思いました。
委員)
・すごく広くいろんなところからお話があるよう多彩な方が多いし、いろいろな気持ちがあるよということなのですが、ここに入っているメンバーにもいろいろな目線があると思います。いろんな先入観にとらわれず、いろんな番組を見に行く柔軟さを持ちながら編成して頂きたいと思いました。単なるうわべだけでなく、いろいろな方の声を聴きながら、もう一つ深掘りしようかなんていうことこそが、編成する際のコンテンツ、相手の方も大事なのですが、こちらがイベントの案内だったら内容なども考えていただけたらいいなと思いました。
・エフエム伊丹にトライやるの子が1週間来てくださるのですが、そのプログラムは、お客さんみたいな扱いでめんどうくさがる企業もありますが、ここは子供を育てるという中でプログラムを考えていただいて、ディレクター体験もあの子たちには良かったのかなと後で聞いて思ったので、プログラムをもう少しまた深くするようにしていただけたらなと思います。
・ビオトープの話はありがとうございました。気持ちよくお話しさせていただきました。
・高級デリシャス缶詰のお話、これすごいですね。そういう面白い話を拾ってほしいし、伊丹でもどんどん隠れているものを表に出すというのも楽しいなと思いました。広く楽しく番組を編成していっていただければと思います。以上です。
⑵ 令和4年12月9日(金)放送
特別番組「空港へのあこがれ伊丹空港物語」
“ディスパッチャー・飛行機の運行管理者”について
日本航空株式会社 運行管理者 中畑さん
委員)
・最初の感想としては面白かったです。多分、この中畑さんが、すごいしゃべりが上手なのだろうなと、説明も声のトーンも良かったです。映像というのが頭の中にちゃんと出てくるような形になっていたので、すごく集中して聞けましたし、こういう仕事かってというのがわりとテレビを見ているような感じ。聞けたので良かったです。
委員)
・最初にこの番組の主旨をお話しされましたけども、伊丹市民として伊丹市に空港があると、これはこういう番組を通じて誇りに思える自慢できるものだなということを伝えていただいているのかなと思いました。
ディスパッチャーという言葉も初めて聞いたのですけども、お仕事の内容を詳しく説明されていて、現場の雰囲気が伝わってきました。中畑さんにフォーカスした形で、その人の魅力を引き出せるということがあって、そういう構成も非常に良かったのかなと思いました。伊丹空港をこうやって取り上げていただいて非常によかったなと思いました。
委員)
・私の感想は皆さんと一緒で面白かったです。本当にもう映像が目に浮かぶ、ラジオなのにテレビ見ているみたいで、かえって想像するから、すごく印象に残る番組だなと思いました。この運行指令室ですが、空港にそんなのがあるのだなとか分かりましたし、それから全然知らなかったことが例えば飛行管理であるとか天気によって重心を決めるために荷物を前の方に移動させたり、そんなことをして乗せてくださったのかと思いました。
順番でなく、こんな工夫をして頂いているから積み込みにもちょっと時間もかかるのだなと理解できました。それから燃料の量も、その時の天気やいろんなことを計算して決めていると、確かにそうだな。できれば軽く少しずつ積んで無事につけばいいから、そういう能力も色々必要なのだなっていうことが放送を聞いて初めて分かりました。この放送の構成が素晴らしいし、この中畑さんとのパーソナリティーとのやりとりも素晴らしいとは思ったのですけど、実際にこういう番組を作るためには、空港に出向かれて準備をされていたのですね。当日、シナリオはあったのでしょうか、素晴らしい番組なのでまた、こういう風な企画を作っていただけたらと思います。
委員)
ディスパッチャーという言葉は初めて耳にしました。本当に色んな仕事をされている部署だというのを知りました。それで本当に運行がスムーズに成り立っているっていうのには感心しました。皆さんもおっしゃっているように現場で実際その部屋に足を運んで説明をされて、映像を自分の中で想像できたので、良かったと思っています。伊丹空港って言うぐらいなので、伊丹にすごく立派な空港があるっていうのはすごい財産だと思っています。空港の事が知れたので、すごく良かったしいい番組だと思いました。
委員)
放送を聞いて、飛行経路だとか高度だとかで飛ばせない理由が色々あるのだなとか、重心の話もそうですし、色々考えながら今放送聴かせていただいたのですが、本当に奥が深い仕事だなって。皆さん本当におっしゃっていたのと全く私も同じ意見で映像も見えるし、素晴らしい放送だったなと思います。あと、こういう番組こそ子供たちとかにも放送を聞いてもらったら、このような仕事もあるのだよとか文系か理系かとかの話も出ていましたけど、私も単純にも理系の人だろうって思ったのが意外と文系なのだとか、数学が苦手でもこういう仕事にだって着けるんだよっていうのとかもいろいろ幅が広がるなって思ったのでたくさんの人に聞いてもらいたいなって思う放送でした。
委員)
作品に最初に作ろうかなと思った時の想いや意図がしっかりあるなと思う。その言葉は最初の女性のナレーションで流して、これがあってこの番組の意図だとかが解って良かった。
途中転換の時にSEもすごく工夫されていて良かったなっていうこととあと、さっき中畑さんを見ても日航(JAL)ってみんな賢いなって感じました。寸劇もかえって面白かった。かなり台本練られているなってすごい感じですね。中畑さんは普通に喋ってくださるので、すごく良いのですが、パーソナリティーが少し遊びを持っても良かったと思います。敢えてあえて言うならライブ感というのが少しあったらもっと面白かったのではないのかなと感じました。
最後の締めはちゃんと上村さんと中畑さんの言葉で締めていて、構成もしっかりされていてよかったと思います。