
1.開催年月日 平成30年7月3日(火)10:00~12:00
2.開催場所 伊丹商工プラザ 4F 会議室C(伊丹市宮ノ前2-2-2)
3.委員の出席
委員総数 6名
出席委員数 5名
出席委員の氏名
板野彰彦、田村かよ子、小西佳代、佐藤由紀子、樋口麻人
放送事業者側出席名 代表取締役社長 中井 公明
放送局 部長 岸本智香子
4.議 題
(1)編成報告 平成30年5月29日~7月2日
(2)番組審議
5.議事の概要
(1)編成報告 平成30年5月29日~7月2日
編成報告について、各委員からの感想・意見は以下のとおり
・今回は短い期間ではあるが、ジャンルの幅が広く、特にスポーツの世界で頑張っている方を多く取り上げているのはよかった。将来、世界的に活躍する選手が伊丹から出てきた時に、みんなで応援し盛り上げていけるような放送をこれからも続けてほしい。
・地域自治組織の設立等に関する条例について
広報の紙面だけでは分かりづらい内容も、かみ砕いてお話して下さるインタビューを聞くことで理解しやすい。広報の紙面を取り上げるのはとてもいい。
・食品ロス削減と紙の分別で家庭のごみをダイエット
興味深い内容で、市民の協力が必要な問題であるので、広報や放送など、色々な方面から周知していくことは大切だと感じた。
・市内学校園施設のコンクリートブロック塀調査結果
放送を通して、伊丹市内の身近な所にも危険な箇所がある事を知ったので、今後もこのような情報は結果が分かり次第、随時放送を入れていただきたい。
・市内学校園施設のコンクリートブロック塀調査結果など、特に子どもの安全に関する情報
市民が心配している事、知りたい事をきちんとキャッチして放送してくれているのはいい。
・川ものがたり
今年初めて猪名川の河川敷のホタルを見に行き、改めて伊丹の環境の良さに気づいた。「ホタル」の存在をもっとアピールした方がいい。
スポットCMのコメントの中の子どもたちの声がよかった。
・キッズフェアいたみ
他市に住む知人を通じて、伊丹がいかに教育・幼児教育に対して力を入れているか、充実しているかを耳にすることがあった。このような放送を通して、伊丹の取り組みを広めて下さるのはとてもいい。
・ことば蔵 開館6周年イベント
ことば藏は伊丹市民にとって誇れるもの、放送で取り上げてもらえるのは嬉しい。
・ベルギービールウィークエンド大阪
ベルギーは伊丹市との姉妹都市関係であり、市民としても国際交流として応援している。こういうイベントを通して多くの皆さんにも知ってもらえるのは有り難い。
・伊丹市立美術館「シンプルの正体 ディック・ブルーナのデザイン展」
放送を聞き、学芸員の方がいかに勉強し展示されているのか、そして非常に多くの人が見に行かれているのがよく分かる、とても興味深い内容であった。
・美術館・柿衞文庫・アイホールの演劇など、市外に向けては、写真で発信するSNSでの宣伝はよい。
しかし意外と市民の方の入館が少ないので、エフエムいたみの放送で伊丹市の文化的な取り組みを紹介してくれるのは、いいきっかけになる。
◎大阪北部地震について
・地震が起きてすぐは、テレビをつけていれば情報が入ってきていた。
ただ、伊丹周辺の細かい情報(伊丹市バスの運行状況など)は、ラジオを通してでないと分からないため、より身近な情報が知りたいと思っている市民の方にとってはとても有難い。実際に体験したことで、災害時の「エフエムいたみ」の必要性を改めて感じた。
・家でラジオが入らなかったので伊丹周辺の詳細に気づかなかったが、車で放送を聞いたことで、交通情報や参加する予定だった会の有無などが分かり、非常に助かった。身近な詳細情報が分かる放送があって、とてもよかった。
・エフエムいたみは阪神大震災を受けて、情報伝達のツールの一つとして生まれた局。
地震発生後、すぐにエフエムいたみとテレビの情報の両方を聴いていた。
ラジオの放送は、非常に落ち着いたアナウンスで、聴いている者には安心感を与えるものであった。ただ、分かる限りの情報と注意情報を伝えてくれるが、地震に関係ないいたみえーるや伊丹通信などのCMが入る事に違和感を感じた。
震災を含む発災直後の情報伝達は、第一にエフエムいたみに求められていることだと思うので、緊急放送の仕方として今回の放送の検証は?また、災害が起きた時の職員の招集体制や定期的な訓練、緊急放送についての共通理解や意志決定ができているか?
(局 側)
地震発生後、他職員が出てくるまでは、分かっている限りの情報(公共交通機関、目視によるスタジオ前の状況、震度、マニュアルにある注意喚起 等)を繰り返していた。CMに関しては、できる限りの情報を繰り返しながら、少しでも情報を入手するために間つなぎで、やむを得ずCMを差し込んだ。
通常放送からは大幅に変更した。途中職員も集まり、情報も入ってきたので緊急放送を続けた。当日夜と、昨日(7月2日)も職員でミーティングを行い、体制の確認をした。
緊急時の対応としては、局近くに3名の職員が住んでいるので、何かあればすぐに駆けつけるようにスタンバイしている。
(委 員)エフエムいたみに求められているものと現状とが合致しているのか。
伊丹市からの情報を一方的に待たざるを得ない場合は、日常的な情報交流などが必要ではないか。
(局 側)緊急情報を流すのが使命。
今回の災害をふまえ、実際に災害が起った時の招集体制、改めて検証している状況。
20年前に比べて、民放でも細かい情報地域情報を流せるようになってきたため、エフエムいたみが求められているもの・必要性については今後さらなる課題
(委 員)地震の時、阪急伊丹駅のいたみエールの前に人が集まって、情報を求めていた。外出した場合、またスマホが使えない年配者にとっては情報を収集しやすい。
今回のような地震・災害があった際に、今後のエフエムいたみのあり方として、市民からの協力を得て、実際の地域の状況など、直接情報を吸い上げて収集できるような連携システムを取り入れてみてもいいのではないか。
(2)番組審議 『地球いい歌・いい音楽』
*6月11~15日 中部アフリカ・コンゴの音楽「バ・ラリ族の摩擦太鼓を含む合奏」
*6月18~22日 イタリア・ナポリ民謡「恋する兵士」
*6月25~29日 ロシア伝統音楽バンド オタヴァ・ヨ 伝統唱歌「川のほとりで、川のほとりで」
(委 員)放送の仕方として、すべてコンサート・演奏会の前に流しているのか?
(局 側)『地球いい歌・いい音楽』シリーズに関しては、コンサート自体が年に数回しかないため、毎回ではなく、それ以外はCDを提供していただき放送している
(委 員)特色ある音楽を演奏会の前に放送をするのはとてもいい。聴いてみて、思っていたよりも聴きやすく感じた。
(委 員)世界の民族音楽はとてもいいと思う。個人的に流れる時間をもう少し長くしてほしい。
(委 員)アイフォニックホールの内容と連動しているのはアピールとして多くの来場者につながる。
(委 員)番組と番組の箸休めとして心地よく、さらっと流れている3分という短さがいいように思う。
(委 員)人によっては好みが分かれるが、特定のファンもいる長寿番組。これからも続けてほしい。いろんなジャンルの音楽も説明が入っているのでより聴きやすく興味を持ちやすい。アイフォニックホールとの協賛なのか、市との連動なのか?
(局 側)ホールから音源と原稿を頂いている。過去数回は、協賛をいただいて放送していたこともある。
7.審議機関の答申又は改善意見に対して採った措置及びその年月日
制作スタッフには、委員からの意見を伝えた。(平成30年8月3日)
8.審議機関の答申又は意見を公表した場合におけるその公表の内容、方法及び年月日
(1)平成30年8月3日 事務所に議事録を備置き
(2)平成30年8月3日 局ホームページに議事概要を掲載